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ドラゴン族の感情シリーズ②:「楽しさ」から発動する「天国コントロール」と「地獄コントロール」の絶妙技術。

楽しさは濃淡の差はあれ「トランス状態」になることをいう。メカニズム的には脳内にドーパミンが分泌され、ニューロンが結合して活性化し、変性意識(トランス状態)に入るという順序。フェスで必要以上にモノを買ってしまったり、ギャンブルで熱くなってしまうのは、このドーパミン分泌量を主催者側にコントロールされているからである(麻薬と同じメカニズム)。たとえば競馬では、メインレース(11R)の後に最終12Rがあって、まさに客から金を巻き上げようという意図がミエミエの作戦である。勝負ごとで、最も長く続く「良い勝ち方」は「想定通りすぎてつまらない」である。ダイナミックに勝ったり負けたりすると、ドーパミン分泌が他者に支配され、周囲から「何してんの?この人、頭大丈夫かな?」となる。つまり、バランスが悪い中毒性におかされている状態。典型的な例証として、政治を学んだこともない賢くもない(ピークをすぎた)低学歴の芸能人が国政選挙に出馬してしまうのは「芸能活動でドーパミン分泌が、1度ぶっ壊されたから」に他ならない(またドーパミン分泌を求めて注目を集めたい!→出馬の流れ)。高学歴の政治家サイドは、このことを先刻承知であり、今も昔も(昔、人気があったピークアウトした)芸能人を票稼ぎのための客寄せパンダとして選挙(出馬)にスカウトする。選挙にいく年配人(オヤジ、おばさん、爺婆たち)にとっては、ピークを過ぎている芸能人であっても「全盛期を知っている」ので、脳が反応してしまうわけである。

また、楽しさは地球人の前頭前野がクリエイトする「幻の感情」という学者もいる。たとえば、Eカップ美女と高級レストランでデートするという状況は、三次元の物理的な判断では「2名で栄養を補給しているだけ」である。その後、生殖活動になるか、将来の伴侶になるかという「幻影」を前頭前野が勝手に想像と創造をしている。

このように、一般的にポジティヴに思われる「楽しさ」という感情は賢く取り扱わないと「地獄の門」となる。今回は「楽しさ」は、トランス状態ということを正しく理解していただき、絶妙なコントロールで人生を豊かにしていくための技法を様々な着想とスピリチュアルな視点からもご紹介する。

では、いこう。

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