住んではいけない場所と土地の特徴。
今年は水害が多い。というよりも、日本の過去の歴史をみると定期的に水害は起こっている。大事なのは「大丈夫だろう」といってハザードマップも確認せずに住んでしまうことである。
千葉県の危機管理能力はヤバい。
現代になっても千葉県における浸水被害は後を絶たず、イオンモール成田(成田市)が2019年6月のゲリラ豪雨で冠水した。その他、茂原ショッピングプラザアスモ(茂原市)も浸水している。これは単なる自然災害ではない。そこには「建築許可」に関する建築基準法、都市計画法の盲点があるからである(目立ちたいだけののM田県知事は無能も理解できる)。
実は自治体側が商業施設の認可(建築許可)を出すプロセスで浸水想定エリアを除外する条項はない。つまり「ここは大雨や台風による洪水・浸水の可能性があるから、地域住民を危機に晒すような大きな建物は作ってはダメですよ(よく考えてください!)」という法律がないのである。
つまり、潤沢な資金、政治家、地域の役人を抱き込めば、どんな危険な場所であろうと、住民が気付いて声をあげない限り、日本のどこでもディズニーランドを作ることができるということだ。このことには関しては、わざと条文を作ってないのでは?と法務省と国交省の口裏合わせを疑うレベルである。つまり「どこでも建てていいけど、浸水しちゃったら(自然災害にあったら)ゴメンねー、ゴメンねー!」という危機管理の甘さがある。
天下のイオングループが運営する千葉県「イオンモール成田」が、ただのゲリラ豪雨程度で浸水してしまったことは不運や不幸ではなく、その場所に店舗を構えた経営陣と分析班が「無能だった」のである。「イオンモール成田」の住所は「千葉県成田市ウイング土屋24」という場所で「標高6.8m」である。北と西は成田線で囲まれ、南の標高は10mを超えている。頼みの綱である根木名川はクソの役にも立たない低スペックな川である。つまり、地形を立体的に俯瞰してみれば「凹み」のような場所にイオンモール成田は建設され、大量の雨が降れば浸水することは想像できなくはなかったのである。
日本人の発想「駅が近い」「成田空港も近くにあって儲かりそう」という安易な目先利益の理由で店舗を構えた因果応報。千葉県&成田市の職員やショボい政治家たちは「わあー!イオンさんが土地を買ってくれたぁ(ハート)」くらいにしか思ってなかったのだろう。
本記事では、住まない方がいい場所の見分け方を都市設計や風水的(スピリチュアル的)な視座からも解説しておく。
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