できない奴はボールを持っていられない

 僕は実はすごく運動音痴で中学時代に50m走で10秒8という記録を叩き出したことがあるくらいです。もちろん、全力疾走です。
 球技も全然ダメでドッジボールではカモにされ、サッカーではとにかく相手の邪魔をすれば良いということでディフェンスのあたりをウロウロしていました。バレーでは「あそこに穴があるぞ」と狙われる。
 そういう僕はバスケなんか特に戸惑います。出来る人の温情(よけいなお世話)でボールを渡された時の気持ちが想像できるてしょうか?もうパニックです。まともにドリブルなんかはできないし、突っ立ってたらボールを奪われ、味方からブーイングor冷たい目線。とにかく慌てて味方を見つけてパスします。ボールは極力、長く持たない。
 
 社会人になってもちょっと似た状況を経験してあることに最近気づきました。
 仕事で自分の責任がある状況が落ち着かずにすぐパス(次に渡して)してしまう。そして「今はAさんの連絡待ちだ」「Bさんの調整が終わるまで自分は動かなくても良い」等とすぐ『ボール』を投げて安心したがっている。本当はそこで気を抜かずに期日までにちゃんと連絡もらえるか、なかったらどうするかなど色い考えないと行けないし、投げる『ボール』も丁寧に投げないと行けないのに雑に投げてしまって後で余計に手間がかかったりする。
 もう少し落ち着いた大人になりたい。(小川)

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