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選抜高校野球の予想とか紹介とか~Bブロック編~

こんばんは。ドラみです。

昨日に引き続き、選抜高校野球の開幕前に自分が秋季大会を現地や映像で観て感じたことをもとに、1回戦の対戦カードから各高校を自分なりに紹介し、A~Dブロックの展望・予想をしていこうと思います。今日はBブロックです。


・対戦カードとチーム紹介

2日目 第2試合:長崎日大 ー 京都国際
長崎日大は右腕の種村くんと左腕の川副くんの継投が軸になります。野手陣は松尾くん河村くん百武くんの中軸に力があり、パンチ力のある2年生1番の平尾くんの出塁がチームに勢いを与えるでしょう。また、両投手には制球の大きな不安はなさそうで打たせて取るため、二塁手の立川くんを中心に守備も盛り上げていきたいところです。
京都国際は昨年春夏の甲子園経験者が多く残っており、そのチームでも中心だった森下くんと平野くんの左右のエースなどタレント揃いのチームです。両投手は打撃も良く、昨夏の甲子園で本塁打を放ったキャプテンの辻井くんなどもおり、守備も走塁も鍛えられているため、何もなければ優勝候補の筆頭ではないでしょうか。
2日目 第3試合:二松学舎大付 ー 聖光学院
二松学舎大付はエースの布施くんが鍵を握ります。布施くんは130㌔台のストレートにカーブ・スライダー・チェンジアップなどをランナー無しの時はテンポ良く投げ、ここぞの場面では三振も奪える投手です。昨秋の公式戦8試合での守備は5失策、攻撃では22犠打という数字からも見えるように、布施くんがいるからこその手堅い野球がこのチームの持ち味ではないかと思います。
聖光学院はキャプテンの赤堀くんがキーマンになるでしょう。1番打者として東北大会の準決勝では初回に先制のお膳立てとなる二塁打、6回には満塁から走者一掃の三塁打と長打力を見せると、8回には長打を警戒する三塁手の前にセーフティバントをして出塁するなどチームに勢いを与えました。エース佐山くんは変化球が多彩で制球力もあり、昨秋の公式戦9試合63イニングに登板して与四死球15、防御率1.00という安定感を誇ります。
3日目 第1試合:山梨学院 ー 木更津総合
山梨学院は大阪桐蔭や広陵などに隠れがちですが、攻守でかなりハイレベルなチームです。打線は1番の鈴木くんや4番の高橋くんなど能力の高い打者が揃い、昨秋の公式戦全9試合で7得点以上。公式戦チーム打率は出場校No.1で、三振18個に対して四死球は47個という数字からも能力の高さが伺えます。エース榎谷くんはMAX144㌔のストレートにカットボールやチェンジアップなどを制球良く投げ、それをわずか9試合5失策と鍛えらた守備陣が支えます。
木更津総合はエースの越井くんと1番の山田くんが投打の軸になります。越井くんはMAX146㌔のストレートにスライダーやカーブなどを駆使して昨秋の公式戦防御率0.93という好投手ですが、2番手の金綱くんもそれに負けず劣らずの力を持っており、力のある2枚看板です。打線は昨秋の県大会5発の山田くんをはじめ、菊地くんや中西くんなど前チームから公式戦を経験している選手が多く残っています。守備面にやや不安要素がありますが、渡辺くんがレギュラー争いに絡んでこれるとより安定した戦いができそうです。
3日目 第2試合:日大三島 ー 金光大阪
日大三島
はエースで4番の松永くんが鍵を握ります。打っては昨秋の公式戦11試合で5割超、投げても130㌔台のストレートに多彩な変化球を操り、昨秋の公式戦ではチームの9割以上のイニングに登板しました。打線は松永くんを含めて1~5番まで力のある左打者が続き、小技にこだわりすぎなければ点を重ねていけるだろうという印象です。
金光大阪はエースの古川くんを中心に接戦を多く勝ち抜いてきました。古川くんは綺麗な回転のストレートにカーブやスライダーなどを操り、昨秋の公式戦では登板した72回で77奪三振と1イニング1個以上の三振を奪った絶対的エースです。練習試合がほとんど出来ない中で秋の大会に入ったため打撃が振るわず、走塁面でもやや気になる部分があったので、ひと冬越えた姿を楽しみにしたいです。


・Bブロック予想

本命:京都国際
対抗:山梨学院

このブロックは投打でタレントの揃う京都国際山梨学院がリードしているように思います。京都国際は昨年春夏の甲子園、山梨学院は2020年の甲子園交流試合を経験したメンバーもおり、経験値の部分もアドバンテージになるかもしれません。昨年の選抜王者・東海大相模に勝って選抜出場を手繰り寄せた木更津総合も存在感があり、初戦の関東勢対決も見逃せません。

また選抜は投手と言われるだけに、上記の3校以外でも長崎日大の種村くんと川副くん、二松学舎大付の布施くん、聖光学院の佐山くん、日大三島の松永くん、金光大阪の古川くんという好投手がおり、投げ合いが魅力の一つになるブロックではないでしょうか。


・おわりに

今日はBブロックについて書いていきました。

Bブロックは好投手の揃ったブロックになりましたが、その中で各校がどのような攻撃を仕掛けて点を取るのかも楽しみの一つになります。それだけに守備・走塁の細かいところにも注目したいです。

明日はCブロックの記事を上げられたらと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。では。



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