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大腸菌とバイオマス

どーも、うぇる博士です。

Science portalに「大腸菌の代謝系を改変し、ナイロン原料の生産性8倍」(記事:2020年1月16日)との掲載がありました。

ナイロンという工業向け化合物をつくったとの話でした。生物には代謝と呼ばれる、環境から取り入れた物質を体内で有用な物質に変換する機能が備わっています。

化合物を人の手で作るためには、多くのステップが必要な場合があります。例えば1 kgの原料を使って数mgの有用な材料を必死に合成することもあります。それを大腸菌に作らせてしまうわけです。凄いですよね。

まだまだ、人の手で達成できないことがあるので、他の生物の力を借りているのですね。




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