見出し画像

児相に行けと言われ続けた発達障害児が医者になって障がい者就労支援のために大借金背負ってドライフルーツを売ってみた②

いや、昨日は、note投稿2日目にして、まさかの寝落ちですよ。
さすが3日坊主ならず、1日坊主の私。

そんな私がここ10年以上取り組み続けてる事業ってすごくないですか?

ああ、そうか、みんなはそれが普通なのか。。。

でも、そんな私でもなぜ続けられるかっていうと、毎日仕事で目の前にそのことで困っている人がいてその必要性が必死に提示されるから。

私の中のロッテンマイヤーさんから目の前で毎日この課題やりなさいって言われたらやるしかないでしょ。

ロッテンマイヤーさん 

なぜ私の中にロッテンマイヤーさんが住むようになったかは私が幼少期に色々やらかしたからで、その話はまた後日。。。

ああ、こんなに伏線広げてちゃんと書き切れるんだろうか。。

で、ですね。

昨日どこまで話したんだっけ。
ちょっと昨日の投稿を見てみますね。



……ひどいな昨日の投稿。

ああ、で、その外来で衝撃を受けた私は、その昼休みにすぐにネットで調べたんですよ。

よく医者なら福祉のことも全て知ってるだろうと思ってらっしゃる方も多いのですが、

医者はそもそも、そんなん何も知らんですよ。
誰も教えてくれません。医学部ではもちろん勉強しません。
自分の担当の患者さんが利用しているサービス事業所から「診断書」とか「意見書」とか書いてくれと言われて初めて「何それ。。」とネットで調べるのです。そして、運がよければ同僚の先輩医師に聞くと「ああ、それね」と教えてくれたりくれなかったり。
私の指導医は基本放置プレイだったので、他の指導医の先生を捕まえては教えてもらってました。

ああ、また話がそれましたね。

それで、「障がい者」「就労」「給料」で検索したら
平均工賃(福祉の世界では給与ではなく工賃という)が月に6000円とかっていうじゃないですか。

え?何で。毎日通ってもそんなんしかもらえないの?
弁当代、別?
そっちの方が高いじゃん。

え?それが就労?訓練?居場所?
これじゃあ、食べていけないじゃん。

バザーでクッキー100円?
そんなんで経営回るわけないじゃん。

じゃあ自分で儲かる事業初めてそこで障がいある人雇ったらいいんじゃね。

よし、経営を学ぼう!!

「福祉」「経営」って検索したら「福祉起業家経営塾一期生募集」って出てきたんですよ。

これだよ、これ。
1期生ってことは今までにない事教えてくれるんでしょ。
よし行くぞ!

はい、検索しだしてから、ここまで30分もかかってません。

甘い、、アホや、、こうして文字にすると浅はか過ぎる。。。

そして夜には夫と夫の親戚に子守りをしてもらう段取りをして、数ヶ月後には1ヶ月に1回ずつ東京に経営塾の合宿に出かけたのでした。

そして、医師としての臨床と大学院でのリサーチと子育てと専門医、指定医の取得と並行して、1年かけてカフェを起業する起業計画書を作ったのです。

これだけ見ると私がスーパーウーマンみたいに見えますが、実際には同時に5個くらいのことをやってないと、逆にしんどくなって行き詰まる生態だっただけなんです。

そうして作り上げた起業計画書を名刺代わりに私は地元での仲間探しを始めたのでした。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
では、また明日。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?