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新規治療法でステージ4の IDH野生型神経膠芽腫の再発無し@リチャード・スコリアー教授
こんばんは。オーストラリアのメラノーマ研究所所長のリチャード・スコリアー教授は、今年の5月に倒れ、ステージ4の IDH野生型神経膠芽腫 を発症していると診断され、特殊な治療をしているとお知らせしてきました
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ターボ脳腫瘍の患者さんのその後
2024年のオーストラリア賞を受賞して、スピーチするスコリアー教授とロング教授↓
*スコリアー教授はmRNAワクチン接種済みです
神経膠腫について
神経膠腫は脳の中から発生する腫瘍の中で、最も頻度が高い。神経膠腫はIDH遺伝子の変異の有無によって2つのグループに分けられます。 IDH野生型神経膠芽腫と IDH変異型神経膠腫です。詳しくはこちら
ステージ4の IDH野生型神経膠芽腫 の標準治療は発見したらただちに手術を行い、手術後の再発を予防あるいは遅らせる目的で放射線治療と化学療法を同時に行います。
それでも、IDH野生型神経膠芽腫 の腫瘍細胞は脳に染み込むように広がるため、手術で取りきれないことが多い。また、髄液の流れに乗って脳の別の部位に転移することもある。
そのため、ステージ4の IDH野生型神経膠芽腫 の患者さんは診断されてから6~9か月以内に残念ながら死亡してしまうことが多い。
スコリアー教授は、ネオアジュバント(手術前)免疫療法治療に加えて、腫瘍の RNA と DNA に基づいて個別化された脳腫瘍遺伝子治療を受けました。ご自身の癌に特異的な遺伝子変化を特定し、免疫原に選ぶ方法です。
大切:欧米のニュースなどで脳腫瘍ワクチンと呼ばれていますが、発症後に投与していますから、一般的なワクチンとは異なります。遺伝子治療による特異的な免疫増強法です
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今回、手術から1年後の再発の有無をチェックするMRI検査で、再発が無かったことを喜ぶ先生からの動画が届いています
スコリアー教授とロング教授はメラノーマの研究をとうして何万人もの命を救ってきました。その実績、実力があるからできた偉業です
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