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法令線、どうやって消す?

ブログは久しぶりになってしまいました、美容皮膚科の松元です☺️
今回は法令線について解説していきます〜🔥

法令線を消すためのプラン2つ

結論からいうと引き上げるか、埋めるかです。

赤は引き上げ、青は埋め立て

プランA、たるみを引き上げる

・糸リフト
・ヒアルロン酸(TFT)


糸リフトはまるで釣りの如く、ほうれい線に乗っているたるみを引っ張り上げます🐟
物理的に引っ張り上げるので結果がわかりやすい+入れた糸によるコラーゲン、エラスチン増生など、予防的な側面もあるため定期的に入れられる方が多いです。
糸の種類はいろいろありますがまたそれはいずれ…。

次にTFTは主にラベールミラクリニックで行われているヒアルロン酸治療です☝️
痩せていく骨が原因でたるんだ皮膚を立体的に骨にピン留めすることで、たるみの改善を図ります。
立体的な改善なので非常に仕上がりはナチュラル、旦那さんにも気づかれなかった!と仰っていたお客様も見えました。
TFTのデメリットはある程度ヒアルロン酸の本数がないと効果を実感しづらいという点。
効果を実感するためにせめて3〜5本は必要なので結果的にオペと変わらないくらいの値段になります。

プランB、溝を埋める治療

埋める材料として
・ヒアルロン酸
・脂肪
・PRP

の3つをよく提案させていただきます、

🙎‍♀️「とりあえず薄くしたい!目立たなくしたい!」
という方はヒアルロン酸1本を選ばれることが多いです。
ヒアルロン酸は1cc入れたら1cc分持ち上がるので1cc分の効果はあります。
1本でやや目立たなくなり、2本入れたらそこそこ埋まります。

脂肪注入は脂肪吸引を伴うので、ヒアルロン酸に比べるとやや大掛かりな手術になります。
また脂肪注入は6-8割の定着率と言われますので、最終的な仕上がりがわかりにくいという点がやや弱点。
ただ定着さえすれば一生モノになります。

PRPは、自分の血液から血小板という傷を治す成分のみを抽出してその成分が線維芽細胞を刺激してボリューム改善を図る…のですが、
こちらもどれくらい膨らむのかが読めないところがあります。
ボリューム感よりも質感への影響のほうが優れている印象。

というわけで、埋めるのであれば個人的にはまずヒアルロン酸が無難かなと思います。

実は他にも方法はある

2つ、と言いながらも、他にもやれることがあります。
まずは引き上げ…とまではいきませんが引き締め。

・HIFU
・サーマジェン

焼肉でホルモンを焼いてるとぎゅっと小さくなりますよね、あれをイメージしてください。
HIFUは超音波の熱でSMAS筋膜を面で引き締めていきます。
サーマジェンは高周波による熱で真皮〜脂肪織を立体的に引き締めます。

どちらも法令線の治療として、上二つほどの劇的な効果はありませんが、たるみの予防効果が高いです。
また糸リフトを受けた後はそのフェイスラインに合うように表面の引き締めも大切なので
法令線が気になる方はぜひ定期的に受けていただきたい施術になります。
目安としては半年に1度、年2回の施術がおすすめです。

若いのに法令線が気になる・・・

お若いのにも関わらず法令線が気になる方もいるかと思います。
本来であれば20代のお顔ってものすごくハリがあって、脂肪のボリュームがあっても、重力に抗いあるべき場所に存在しています。
しかし、笑った時にどうしても頬肉がムニッとして、なんだか法令線が目立つ…なんてことありませんか?
そんなとき考えられる要因は2つ。

赤のボリュームが多い、もしくは青の動きが強い

1.脂肪が多いパターン
頬の脂肪が多いと法令線に乗る皮膚が増えるため、法令線が目立ちます。
この場合、サーマジェンで脂肪を焼き縮める、もしくは脂肪溶解注射(カベリン)を試してみてはいかがでしょうか。
ただしやりすぎは禁物です、少しずつ、欲張らず、控えめに。
いずれお顔の脂肪は必要になりますからね。

2.筋肉の過剰な収縮のパターン
平常時は気にならないけど、とくに笑った時の法令線が気になる方は、筋肉の使い方によるものの可能性があります。
ガミーではない人でも、ガミーボトックスを打つことで笑った時の筋肉の過剰収縮を抑えることが可能です。
ただし、笑顔の不自然さが出てくる可能性がありますので、最適な量が決まるまでは主治医のもとに通う必要があります。

というわけで今回のまとめがこちら💁‍♀️

実際にどの治療が適しているかは、お顔を見てお客様の要望をお聞きしないと決められませんので、ぜひカウンセリングにお越しください。
しかしながら、法令線の根本的な原因は上中顔面のたるみです。
たるみへの対策を講じなければ今後もどんどんたるみは上から押し寄せていきます…。

🙎‍♀️「じゃあたるみへの対策って何をしたらいいの!」

残念ですが今日はここまで。次回へ続きます!
今回まさかの二部作でした。
おしまい。

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