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みんな気になるヒアルロン酸注入

こんにちは、美容皮膚科の松元です。
これまで日々のスキンケアが大切!というお話をさせていただきました。
というのも予防に勝る治療はないから、
そして美は一日にしてならず!と思うからです。
本当はあともうひとつ保湿についての解説もしたいのですが
ブログの本来の目的、施術の解説もしていきたいと思います〜。

美容医療の代表格、ヒアルロン酸

誰もが一度は聞いたことのあるヒアルロン酸。
化粧品に配合されてたり、サプリメントの中に入ってたり、保険診療では膝関節の中に入れられたりもするヒアルロン酸。
ヒアルロン酸とは、私たちの体内にもともと存在している物質で、多くは皮膚の真皮内に存在しています。
ヒアルロン酸1gに対して6Lも水分を保持することができる保水力が特徴です。

美容医療の分野ではゼリー状に加工されたヒアルロン酸を使用してきます。
そのゼリーを注射器で身体の中に入れていくことで形を整える治療を、美容医療におけるヒアルロン酸注入といいます。

実際のヒアルロン酸、ぷるっと感伝わりますか?

たとえば、パーツの形を整える治療としての治療。
・唇をふっくらさせたい
・涙袋が欲しい
・鼻筋を通したい
・おでこを丸くして若々しくしたい など。
こちらはあいち栄クリニックでの施術で承ることが多いです。

たとえば、全体的なたるみによってフェイスラインがもたついてるなど、お顔全体のエイジングサインに対する治療。
TFT(Total Facial Treatment)といって、顔全体にごく少量のヒアルロン酸を注入することで顔全体をバランス良く若返らせる治療はラベールミラクリニックが得意とする治療になります。(また後日解説しますね)

これまで前者によるヒアルロン酸注入がメインでしたが、ここ数年で老化のメカニズムが解明されてきたこともあり、後者によるヒアルロン酸注入も可能となりました。
このようにヒアルロン酸注入では幅の広い治療が可能です。

ヒアルロン酸の人気な点として
・ダウンタイムがほぼない
・術後すぐに効果を実感できる
という点が挙げられるかと思います

術後、軽度の内出血や浮腫が出ることはありますが数日で改善します。
そして1cc入れたら1cc入れた分だけの変化を、直後から楽しむことが可能です。
手術には踏み切れないけど…という方のはじめの一歩にもオススメです。

ヒアルロン酸、どれくらいもつの?

よく聞かれる質問です。
アメリカの大手製薬会社であるアラガン社のヒアルロン酸は1年半〜2年程度満足した状態を保つことができると言われています。
この1年半〜2年という数字は製剤によって前後しますが、大前提としていずれ消えてなくなるものとお考えください。

消えてなくなるものをどう捉えるかは人それぞれですが、個人的にはそちらの方が好ましいと思います。

たとえば半年前に涙袋にヒアルロン酸を入れたけど、もう気分的に違うかな…ということ、ありそうですよね。

術後しばらくは気に入っていたものの、その後「ここのヒアルロン酸が気に食わない」と思ったとしても、ヒアルロン酸は自然に吸収しますし、最悪ヒアルロン酸を溶かす薬剤(ヒアルロニダーゼ)もあります。

手術と違い、比較的気軽に受けれて、その後も比較的気軽にリタッチができるのはヒアルロン酸のメリットと考えます。

しかし体内に異物を入れている以上、合併症のリスクもあります。
内出血、アレルギー、感染、血管塞栓など、気軽に〜とは言っていますが、怖い合併症も存在します。
そしてこれは医療行為を受ける以上、リスクをゼロにはできません。
しかし可能な限り合併症のリスクを下げるために知識を深めたり鍛錬を詰んだり、なにかトラブルがあったしても迅速に対応できるように必ず各医療施設で対策を講じています。
お客様が安心して施術を受けられるよう、今後も努力して参ります。

今回はざっくりとヒアルロン酸のお話でした。
どのような治療をしていくかはお悩みに応じてオーダーメイドになります。
ご興味ある方はぜひカウンセリングにお越しください。
また症例が集まったら症例を使用しながら解説していきます💁‍♀️

おしまい。

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