週報 Vol5「ブランドを創る」「理念やルールの元に全ての職員は平等に」


ようやく先月から始まった週報もVol5まで到達しました。ほぼ同時期に始めた朝の散歩も続いており、だいたい4時15分に起きて、2時間程度散歩+筋トレを行っています。この一週間も非常に多くの出来事がありました。

昨年医療法人は丸岡医院は過去最高収益を上げましたが、実は介護分野と医療分野では同規模の売り上げ上昇が起こっていたのです。介護分野で言えば、入居者数の変化よりも、重症度の高い入居者さんが増えてきていることや、地域柄の高いニーズ≒入居率を反映したものになりました。一方で一般外来の数は少しずつ減少傾向にありましたが、私の立ち上げた庄内プライベートクリニックと横山先生が運営する千葉鎌ヶ谷院が収益を押し上げてくれました。昨今の流れからは介護事業の売り上げ増加が顕著ですが、新規事業が既存事業の売り上げ増加と同規模の売り上げを上げていけたのは非常に意味のある数字かと思います。

ここでもわかることは医療法人丸岡医院の強みは「医療と介護の両者を提供できる組織」であることだと考えます。介護~医療はグラデーションの様につながっているもので、切り離すことはできません。それぞれが助け合い、プロフェッショナルとしてお互いを支え合うことが地域の方々にも最大の価値を提供することになります。
ここで、僕が今考えていることは「医療法人丸岡医院のブランドはなんなのか?」という点です。

今、僕は二代目として医療法人に関わらせていただいていますが、決して「自分の都合のいい組織」にするつもりはありません。この渡されたバトンは「地域にとって価値を提供し続ける」組
織として成り立たせる必要があると思っています。それは「僕の言うことを聞いてくれ」というメッセージではなく、地域のニーズに応え、入居者さんや関わる患者さんが幸せや安全を感じら
れるサービスを提供するために必要な「理念やルール」に「我々全員が従っていく」と言うことです。

決して「収益があがるから」といった概念が判断の基準にあるわけではないということです。そして、その理念やルールのもとに平等な組織をつくり「働くスタッフがより、安全に安心に、不満の少ない組織を作り、自分の持ってる価値を最大限提供できる環境を創る」ことが僕の二代目としての役割だと思っています。僕は理不尽や不公平が大嫌いです。まだまだその要素が医療法人丸岡医院の中にはあると思っています。
医療法人丸岡医院を含めて、ステルスグループも、これから立ち上げていく農業法人や、健康増進施設を運営する合同会社Bon-Bonも全ては共通の理念をもってそれぞれのサービスを提供していきます。

自分だけが儲かればいい、楽になればいい、そんな古い時代のやり方はもうやめましょう。

これらの組織を「一つの船」とすればみなさんは乗組員です。目的地をみんなで決めた時に「真逆の方向に漕ぎ始める人」は早く船から降りて、その目的地に向かっている船に乗り換えるべきです。それは決して悪いことではなく、お互いの幸せのためだと僕は思います。一致団結のない組織の運営は効率が悪く、いつまで経っても目的地はつかないのです。

僕の目的地は「良好な人間関係」を元に「無駄の少ない組織運営」ができて「結果的に顧客の満足度が上がりいつまでも利用してもらえる組織作り」です。
それが達成されると結果的に「他社にはない利益が維持されていく」と信じています。
今一度皆さんも自分の目的地がどこなのか?をぜひ考えてみていただけたらと思います。

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