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年中・春の取り組み【実録:小学校受験#4】

こんにちは。くんぱす先生です。
次男ヒビトは現在年中で、来年の11月に小学校受験予定です。

年中になった新年度から小学校受験対策の教室に通い始めました。

実は長男も3年前に小学校受験を経験しており、W初等部など難関校含む複数校に合格を頂きました。
長男のときの経験も踏まえ、いざ始まった次男の受験への道のりをこのマガジンでは綴っていこうと思います。

ロードマップが欲しい

小学校受験対策に日々勤しむ親御さんが知りたいのは、【いつの時期に何をできるようにすべきか】じゃありませんか?
私調べによると、noteでの有料記事含め、具体的な話よりも心構え的な抽象的な話が多いように感じます。
購入する立場からすると、「結局なにをすべきなの?」と具体的な対策が見えてこないと思うんです。
そこでロードマップとなるように、どの時期にどのようなことができるようになれば無理なく本番を合格水準で迎えることができるのかをご案内できればと思い、この記事を書いています。
そのため、タイトルは【年中4月の取り組み】とピンポイントに絞っています。

『年中・春』というと

都内の小学校受験は11月に試験があるので11月から新カリキュラムとなります。つまり、去年の11月から年中クラスは開始しており、すでに半年ほど過ぎているという状況です。そして年中春期講習が終わったタイミングになります。
小学校受験まであと”1年半”の地点にみなさんは立っています。
もし、もう年長さんだよっていうご家庭にも今までの取り組みの穴の有無や心がけの再認識になるような作りにしています。

この記事で得られる情報

① この時期に心がけること
②【年中・春】の時点で取り組むべき具体的な受験対策
③ その上でつまずきやすいポイントと対策案

あなたにとって新たな気づきや再認識できること、明日からの具体策のヒントが一つでもありますように。

心がけること

基礎固め

今から対策を始めようという方も、年少からコツコツと準備をされてきている方も、ここから大切になってくるのは【基礎を固める】ということです。
今は背伸びをして先取りをする時期ではありません。
子どもが無理せずに取り組める内容をしっかりと定着させること、日による出来不出来のばらつきの波を限りなく小さくすることが大切です。
まだ発達的にすることが難しいこと、理解が難しいことを先取りさせようとすると、子どもの自信もなくなり、見ている親はイライラし、できることへ目を向けることが疎かになるので避けましょう。

教室の方針に染まる

教室に通われている方は、その教室の方針に染まってください。
もし、方針に疑問を感じたら早めに先生に疑問を投げかけて自分が腑に落ちるようにしてください。先生の意向を伺って、親と教室が同じ方向を向けるようにしましょう。
親の迷いは必ず子どもに伝わります。
親が方針に納得して取り組まないと、子どもの成長の妨げになります。
「本当にこの教え方でいいのかな?こっちの教え方の方が合理的に解けるんじゃない?」
「先生はまだできなくていいって言ったけど、いつかはやるんだし先取りしよう。」
といった自己判断は危険です。

できないことではなく、できるようになったことを本人へ伝えていく

できないことが多くて当たり前です。
できることが少しでもあることがすごいんです。
「集中しなさい!」
→いやいや、集中できなくて当たり前です。集中できない授業や家庭での取り組みをしている大人の工夫が足りないです。本人のせいではありません。
「こないだ散々やったのになんでできない(覚えてない)の?」
→大人ですら何度言っても分からないのに3,4歳の子に求めることがおかしいです。覚えられる工夫を大人がしましょう。その覚え方が本人にあっていないんだなと思考を切り替えてください。

こんな感じで、子どもができないのは当たり前で、大人の教え方や取り組み方が合っていないんだなと冷静に分析するようにしましょう。
決して本人が悪いわけではありません。

この時期の我が子ととことん向き合えるこの環境に感謝

受験が終わったとき、私たち親はどんな思いを抱くでしょうか。
一度、想像してみてください。

きっと目の前のお子さんをぎゅっと抱きしめたくなります。
そしてこう思います。
「こんなに小さかったっけ。こんなにまだあどけない顔してたんだな。」

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