健康者エミュレーター事例集 ~23時半から夕飯を食べてはいけない~

健康診断の結果が終わっていた

こんばんは、130の男、Dr_Kudoです。唐突だけどダイエットを始めることにした。きっかけは、勤務先の健康診断結果である数値が130だったからだ。

普段からよくお世話になっている通話サーバーに行って聞いてみた。130って何の数値だと思う?
A氏「体重」
B氏「血圧」
C氏「握力」

はい、答えはγ-GTPである。基準値は0~50。まあぶっちゃけ即座に病気になったり命に別条がある状態ではないが、さすがに結果を見て血の気が引いた。というのも、前回、前々回の健康診断から順調にこの数値が30ずつほど上がっていたからだ。俺の肝臓がやばい。

ここで酒の飲み過ぎだろうという方、それは少々安直だ。俺の飲酒量は実はそんなに多いわけではなく、週に3度か4度、夕食時に発泡酒を一缶飲む程度。厚生労働省などが示すアルコールの週間摂取基準量の半分以下だ。となると、容疑者は(重大な病気などを除けば)ただ一つ。脂肪肝である。

実際問題、体重はこの一年で5kgほど上昇した。幸い血圧などはほぼ横ばいか下がっている位だが、腹囲もじわじわと膨張しており、肥満傾向にあるのは間違いないだろう。

だが待て、だがいやしかし、この原因はどうしようもない生活習慣に起因するものだ。聞いて欲しい。言い訳の機会を一つだけ与えてください。

それは、残業時間である。詳しい話は避けるが、一度残業が炸裂すると、帰宅時間は23時頃になる。腹を空かせて、帰り道にあるスーパーで買い物をして、急いで調理をしていただきますが23時半。そんな生活をこの8か月ほどほど行ってきた。まあ当然の結果だろう。

そしてここからは俺の自責なのだが、メニューがまずかった。22時過ぎにスーパーなんかに行くと、とにかく何もかもが安い。鶏もも肉49円とか、あのお惣菜が200円、お刺身半額、投げ売り野菜が所狭し……とはいかないけれど、よくよく探せばお手頃の品が結構ある。なお、その賞味期限は半日かよくて翌日の昼。

自慢じゃないが自炊歴はそこそこ長く、好きなものをその場その場で調理していい感じに酒と食べるのは大の得意だった。それが、ほぼ確定で23時半から、売れ残りの素材をふんだんに使い、空腹に任せて全部食べるみたいなことを繰り返してきた。書いていて客観的に見ると嫌になってくるが、でも酒と飯くらいしかその時間から楽しみがないので許してほしい。

言い訳は終わり、じゃあどうする

ごはんは、食べたい。人生の楽しみのうち酒と飯を取り上げられるのは辛い。一方で、このまま順調にステップアップすると来年にはγ-GTPが200を越えてくる。

まず対策その一。夜にカロリーを取り過ぎない。

これまでの生活では、深夜にラーメン、カレー、豚ナス中華炒め、その他のおおよそカロリー爆弾としか言いようのない料理を貪って来た。まずこれを我慢して、翌朝に回す。夜寝る前にこれだけ食べてもカロリーの使い道がないが、幸い仕事では結構歩くので、朝楽しく食べて一日働けばむしろ健康的になるだろう。

対策その二。適切なカロリー管理を行う。

ずっとアスケンの女と戦うのが夢だった。俺は結構自分の食べるものに気を使ってきており、色の濃い野菜と薄い野菜の取り合わせにはとりわけ敏感であった。あとむね肉をいかに美味しく食べるか、野菜をどうすれば多量に食えるかについては、それなりのものと自負している。

あとは明確なバランスの基準を参考にすることで、食べる量と時間を調整することは大きな効果を及ぼすものと思われる。

というわけでベタだがアスケンのアプリを入れた。

対策その三。酒を減らす。

ノンアルコール、0糖質、0脂質のビールを見つけた。晩酌はこれで行う。

対策その四。夕食のレシピを公開する。

折角なので、自分で作って食べたものをダイエットの同志に共有し、情報交換がしたい。モチベアップにもなるだろう。

この辺りの対策を、ひとまず一日実行してみた。目標は秋の健康診断でγ-GTPを50に収めること。

今日は残念ながら所用があるのでレシピは明日にでも。
どうか、この愚かな独身中年男性見習いを温かく見守って頂ければ幸いである。

6/9 アスケンの女とのバトル:勝ち 勝利判定:85点以上


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