円安が深刻なのと社会保障が崩壊寸前なので、医師も貯金せざるを得ない
日本がやばいですね。さすがに、defaultまでは行かないと思っていますが…
既に先進国とは呼べない状況になっています。
姫路城が二重価格(外国人のみ4倍の料金設定)の導入を検討しています。背景にあるのは、オーバーツーリズムというよりは、国力の低下や円安の問題だと私は確信しています。
バブル期は外国においても日本語を耳にする機会が多かったです。高級ブランド店でもホテルのエントランスでも日本語対応職員が配置されていました。海外の高級料理店には日本語のメニューも用意されていました。
しかし、今では真逆。日本の高級ホテルは外国人でごった返し、英語が飛び交います。日本の高級寿司屋の客を見ても、外国人比率が上昇しています。
ワーキングホリデーを利用して、若者が海外に挑戦しています。日本を脱出するという考え方が出てきているのです。
繰り返しますが、日本はすでに先進国ではなくなってしまったのです。
私が考える日本の未来予想は下記のとおりです。
円安ドル高
少子高齢化による国民皆保険制度・国民年金制度の破綻
高所得者に対する増税(消費税率の上昇を含む)
政治不満の増加(政権交代?)
貧富の差が拡大、治安の悪化
英語教育の重要性
都心五区の不動産価格の上昇・地方の不動産価格の下落
筋トレ・自己啓発・起業・海外移住のトレンド
GAFAMの躍進(AIバブル)
30歳代の医師として、どういうポジションをとるべきか考えています。
こういう人生戦略を考えるというのは、ゲーム要素がありますよね。
例題
まず、かなり単純な問題を紹介させてください。
とある労働者の生涯賃金を最大化せよという問題です。
20歳から時給1000円でスタート。
自己啓発したら、1年で時給300円アップ。(自己啓発の間は労働できず無給)
自己啓発は20歳から始めて、一度自己啓発を辞めたら、自己啓発の再開はないものとする。
1年は52週とする。
労働時間は週40時間とする。
自己啓発するのは何年がいいでしょうか?
例題の答え
自己啓発する期間をx〔年〕とすると、
生涯賃金〔円〕は下記になります。
(1000+300x)×(46-x)×52×40 ・・・①
xは0以上46以下です。
x=0なら、1000x46x52x40となり、生涯賃金9568万円となります。
x=46なら、もちろん、生涯賃金0円です。
じゃあ、生涯賃金を最大化するxは、というと、
①=208000(10+3x)(46-x)
となり、
(10+3x)(46-x) = -3x^2+128x+460
が最大になるxを求めればよいわけです。
二次関数の最大最小問題になりまして、
x≒21.3333
となります。
高校数学が懐かしいですね…
つまり、「21年4か月」の間、自己啓発するというのが最適でした。
21年4か月の間、自己啓発すると、時給は最終的に「7400円」になります。
自己啓発の後に、時給7400円で24年8か月働き、生涯賃金は「3.8億円」になります。
普通に考えて、44歳から働くというのはおかしいですね(笑)
変な問題でしたが、ご容赦ください。
何が言いたいのかというと
生涯賃金がこのように二次関数で表現されるのであれば、計算すれば最適な人生を導き出すことができます(ここでいう最適とは、幸福度は度外視で、単純に生涯賃金の最大化を指します)。
しかし、人生は複雑です。
そして、当たり前ですが、人生は賃金を最大化するゲームではありません。
どの時期にどのくらいお金を持っていたらいいのかは人それぞれです。
人間関係や社会貢献、自己実現なども幸福度には大きく関わりますし、ある一定の年収からは幸福に直結しないという報告も有名ですよね。
とはいっても、お金は不幸を回避するという意味ではとても重要だと感じます。
私は、幼少期に貧しかった経験があり、脳内はお金のことでいっぱいです。
正直に申し上げて、強迫的な域に達しているといっても過言ではありません。
妻がいるから、何とか適切にお金は使えていて、仕事の休みも確保していますけれども、独身だったらおかしくなっていたと思います。
さて、話を戻します。
私の考える日本の未来予想は下記のとおりでした。
円安ドル高
少子高齢化による国民皆保険制度・国民年金制度の破綻
高所得者に対する増税(消費税率の上昇を含む)
政治不満の増加(政権交代?)
貧富の差が拡大、治安の悪化
英語教育の重要性
都心五区の不動産価格の上昇・地方の不動産価格の下落
筋トレ・自己啓発・起業・海外移住のトレンド
GAFAMの躍進(AIバブル)
その予想が当たっていれば、
医師の給料は減っていきます。
円安も進みます。
前提として、全米インデックス投資をしていると、資産は年に数%くらいで増える見込みがあります。円安進行で、円換算の資産はもっと増えるでしょう。
崩壊寸前の社会保障の財源を補填するために、特に高所得者は増税トレンドが続いていきます。
以上4点から、40~45歳くらいまで超節約をして、全米インデックスという形で種銭をためるのがよいと思っています。そのあとは、サイドFIREがいいですね。金融資産をある程度築いたあとに年収を減らすというのは、税制面で効率が良いです。
医師免許があると、サイドFIREしやすいと思います。種銭のためやすさ(高所得)と、バイトだけでの生活ができる(フリーランスが可能)という点で。
40~45歳というのは、あくまで私の中での目安です。
子供の年齢や自分の体力的なことも考慮に入れています。
自分の体力がない状態でお金があっても仕方ないですからね。
ということで、
①生活防衛資金を円で残し、
②残ったお金は、NISA枠(贈与税がかからない110万円を妻に贈与)で全米的なものを買う
というのをひたすら繰り返すのがいいのかなと思っています。
入金力を増やし、支出を抑えるのは基本として、です。
超つまらないですが、これが最適解だと思っています。
副業ができたら楽しそうですけれども、私には無理かな~なんて思っています。
保険診療での開業は今のところ考えていません。国に単価が決められているというのが保険診療です。自分で価格を決められないから国の言いなりになるというもどかしさがあります。物価高騰で物品の仕入れが高騰しても、価格に反映できません。キャンペーンで「初診は半額!」などと割引もできません。商売っ気の強い私には向いていないでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今後もnoteを続けていきたいと思っています。
フォローやいいねをしていただけると嬉しいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?