「ドーパミン中毒」という現代社会の罠に対抗する手段は「ヒュッゲ」
現代人はドーパミンに翻弄されがちなので、それについて書きます。
現代社会の重要なキーワード「ドーパミン」
ドーパミンというのは、脳内神経伝達物質です。
脳内の報酬系と呼ばれる神経系ではドーパミンが中心的な役割を果たしており、私たちの快感に関係しています。
アルコール・麻薬・覚せい剤などの依存を形成する薬物の多くはドーパミンを活発にする作用があります。
身近なところでは、「仕事が終わったとき」や「性行動」、「食事」でドーパミンが出ます。これは、いわゆる健全なドーパミンです。
ジャンクなドーパミン
一方で、ジャンクなドーパミンもあります。
ポルノ(風俗、マスターベーションへの依存)
アルコール依存症
ジャンクフード→肥満や過食嘔吐
SNS、ゲーム、出会い系アプリ
ギャンブル
ホストへの依存
これらは、簡単に「快」が得られてしまいます。
本当に手軽にドーパミンがでるので、依存してしまうのです。
現代社会では「ドーパミンのたくさん得られる人生」というのを目指しがちなので、「依存症」になってしまうわけです。
最近流行っている、
筋トレ
資産形成
高級腕時計
高級車
なども、ドーパミンが関係しています。
見分け方は簡単で、「身を滅ぼすか」と「エスカレートするか」。
筋トレのし過ぎで低血糖で死んだ人がいます。
資産形成などは、リスクを取りすぎて、再起不能になりえます。
高級腕時計や高級車は、コレクターがいますね。1つのものを大切にすることで満足できないのは、ドーパミンが購入直後に大量に出ますが、長続きしないからです。また、ドーパミンの分泌には「耐性」が生じますから、似たようなレベルのものを買うのでは満足できなくなって、より上位モデルとされるものを狙ってしまう傾向にあります。これも、買いすぎで人生設計がくるっている人が散見されます。
言い忘れましたが、学歴や資格試験マニアもドーパミンに翻弄されているといっていいでしょう。過去の成功体験で出たドーパミンが忘れられないために、学歴や資格試験に固執する人がいます。生きやすくなっていればそれでいいのですが、そうではない人も散見されます。
ドーパミンに対抗する「ヒュッゲ」
ということで、現代社会を生き抜く中で、
「ドーパミンを最大化したい自分に抗い、幸福を最大化する人生にしていく」
というのが、非常に重要になってきます。
ちなみに、幸福度が世界一のデンマークには「ヒュッゲ」というキーワードがあります。
それは、「満ち足りること」という意味のノルウェー語に由来するそうで、
「シンプルな喜びを味わう」という雰囲気の言葉だそうです。
デンマークは暗くて寒い冬が長期間続き、その上、1 年の約半分が雨の日です。インテリア(椅子や照明)に力を入れる人が多いです。そして、人を家に呼んで語らうのです。
見栄えをよくするのにお金を使うのではないんですね。
アジア人はどちらかというと、金持ちが「私はお前たちとは違うんだ」と言わんばかりに、全身にブランドロゴが入った服を好みますよね。
北欧の人は、そんな恰好しているのを見たことがないです。
第三者への接し方や自己顕示欲を見ても、国民性が出て面白いなと思います。
ちなみに、北欧ではロレックスが売れないそうです。オメガが売れるみたいですね。
だいぶ、話が脱線しました。まとめます。
さいごに
私も漏れなく、ドーパミン中毒です。
資産形成をしたり、それをnoteに書いて顕示したり。
はたまた、高級腕腕時計を買いあさったり。
そもそも、医師免許や労働衛生コンサルタントの資格取得も、ドーパミンの仕業かもしれません。
なので、「ヒュッゲ」というものに少しでも近づくために、家具を買いました。
一つは、照明。
アンビエンテックという日本のメーカーのTurnというもの。
もう一つは、椅子。
カールハンセンアンドサンというデンマークのメーカーのMG501というもの。
まだ届いてませんので、公式HPから画像引用しています。
座面の低い椅子で、後ろに傾いているので、リラックスタイムに読書したいです。
これらの買い物が「ヒュッゲ」になるのかならないのか、身をもって実験しようと思っています。
本日は最後までお読みいただきありがとうございました。
「いいね」をいただけると嬉しいです。ドーパミンがでます。
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