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ChatGPTが干魚に合うウイスキーを選ぶ

本日,北海道のお土産にと,氷下魚(こまい)の干物をいただいた.食べるのは恐らく人生で初めてだ.おつまみに良さそうなので,ウイスキーを飲みながら食べようと思った.ちなみに,氷下魚は鱈(たら)の仲間らしい。

氷下魚(こまい)の干物

北海道の方と(元)北陸の方とから,別々に,マヨネーズに醤油を垂らして七味をかけたものに付けて食べると美味しいよと教えていただいた.もう,そうするしかない.

食べ方は決まった.

次は,ウイスキーをどれにするかだ.

自宅にはスコッチとジャパニーズを中心に40ボトルくらいある.

干した氷下魚(こまい)を食べるのに,どのウイスキーをあわせるべきか.自分の直感では,ピートの効いたアイラ系で,ラフロイグ,アードベッグ,ラガブーリンあたりが思いついた.というのも,ウイスキーにはウイスキーと似た料理をあわせるのがいいと学んだことがあるからだ.例えば,燻製にはスモーキーな(ピートが効いた)アイラ系があう.そうであれば,干した氷下魚にもアイラ系があうだろうということだ.

確認のため,iPhoneのChatGPT(GPT-4)に尋ねてみた.

LAPHROAIGを勧めるChatGPTの回答

ChatGPTの一推しはアイラ系だった.具体例として挙げられたのは,LaphroaigとArdbeg.ドンピシャだ,私の直感.

というわけで,干した氷下魚を,LAPHROAIG 10 Yearsでいただきます.

LAPHROAIG 10 Years(ラフロイグ10年)と干した氷下魚(こまい)

ラフロイグ10年はピート香が強いので,ストレートで飲むと,氷下魚の風味を抑え込んでしまうかもしれない.実際,そのように感じた.このため,ChatGPTが推奨してくれたように,少し加水するか,氷を入れるとよいように思う.

なお,干した氷下魚は無茶苦茶硬い.

というわけで,ウイスキーを選ぶのにもChatGPTを含む大規模言語モデル(LLM)が使える.このようにしてLLM(に今は代表される人工知能)は日常生活に溶け込んでいく.

© 2023 Manabu KANO.

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