若さはプライスレス

20代はボーナスステージにいるんだよ〜〜

見た目で悩む若い人。もう少し鼻がこう仕上がったらよかったのに…。そして引きこもってしまう。

日焼けするとシミやシワの原因になるから外出は控えるとか。。。

ああ。あまりに悲しすぎる話です。

かたや40歳以上の人はアンチエイジングに励みます。
せいぜい5〜10歳見た目を若返らせるために無尽蔵にお金を注ぐのを見ます（悪いことではありません）。

20歳代の人に伝えたいこと。

それはね。あなたが持っている「若さ」。それはあなたよりほんの少し年上の人が億の財産を投じても手に入れることができないものなのです。プライスレス。

私クラス（アラフィフ）になると、椅子から立ち上がる時に「よいしょ」と言わないと立ち上がれません。肉体の機能が下り坂なのです。
ランニングを頑張りすぎると疲労骨折します。
食べたものは逆流するし、みそ汁はむせてゴホゴホ。
口のそばに米粒ついても気付きません。

目の見え方もあやしいです。耳も遠くなります。

それだけではありません。脳も歳を取ります。

若い時にあれだけ目を輝かせたTVゲーム。今はクールなプロモーションを見てもピクリとも感じません。感性が変わってしまうのです。

記憶力も落ち、そして性格も頑固になります。
四季もまばたきする瞬間に過ぎてしまう。

もうねえ。

若いってだけでボーナスステージなんですよね。何をするにも感じるにも。羨ましすぎて鼻血がでます。

ああ、そうか。若さゆえに感性が強すぎるんだなあ。だから悩みも強く感じてしまう。そうか…つらいよね。無神経なこと言ってごめんなさい。

ここからは私自身の話。

アラフィフの私はこんなことも考えます。二十年後の自分をイメージします。そして70歳の自分が今のアラフィフの自分を振り返るのです。

すると不思議。今の自分が若々しく思えるのです。まだ階段昇れるし、新しいことも学べるじゃないか。

そう、若さって相対性を持つんですな。少なくともいまこの世に生きている人にとって、残された人生の中で「今この瞬間」が最も若い瞬間なんですわ。そもそも我々は身体を消耗しながら生きていくもの。しっかり自分の身体を使い倒さなきゃ。若さというのはもったいぶって温存できるものではありません。

だから50歳で下り坂でも前を向いて生きることができます。勉強もするし旅もする。本当にね、「君たちはどう生きるか」だよね。

ふと思いました。

もっと年代を超えて交流できたらということ。コレが解決の糸口になるかなあと。

するとね。若さのアドバンテージを実感できるはず。残された人生で今この瞬間がいちばんチャンスに溢れているということ。

とまあこんな戯言をいっていた中年オヤジがいたなあと頭の片隅においておいてもらえると嬉しい今日このごろでした。