追証(おいしょう)になったときの心理面の話

追証(おいしょう)になるとどうなるか、今回は心理面の話をしたいと思います。
追証というのは、証券会社から証拠金の追加入金を要求されることです。
証拠金取引はFXとか株の信用とかオプション取引で使われる取引です。
レバレッジをかける代わりに担保のおかねをいれる必要があります。

リスクの高い取引なので、現物取引だけ行う方には全く関係ない話ですが、聞くだけならタダなので経験談として記録しておきます。

追証になると

まず、追証になるとどうなるか簡単に解説すると

  • 追加入金が必要になる

  • 株式の売買などで代金を確保してもタイミング的に間に合わないことが多い

  • 追加入金が間に合わないと強制決済となる

というわけで、入金が間に合わないとポジションが維持できず強制決済となり損失が確定します。

追証になったときの心理面

私はオプションの売りが捕まったりして、ちょくちょく喰らったパターンとして

  • 謎の確信をもったポジションどり

  • 一発逆転を狙った積み増し

これが多かったです。
Twitterをみると上手そうな人がショート!
自分もショートしているので、右手はガッツポーズしてポジション積み増し。爆益を想定してふとスマホをみると下落!

その後、追加入金のお知らせが来ます。
数万円から時に百万円を超えることも。
うわーやっちまったなあですが。
陥る心理面として

  • 驚き

  • 悲しみ

  • 怒り

  • 恐怖

  • 惨めな気持ち

これらが次々に、同時に巡ってきます。
はじめは、自分のポジションがなぜ含み損になっているのだ!
理解できない。
当然入金!と強気なんですが、
私の経験上追証にひっかかるような
ポジション自体はっきりいって良くないです。
入金しても、さらに逆に動いて苦しむことが多いです。というか、ほとんどの場合そっちいきます。経験的に。

追証になっているときは、かなりピンチです。すぐさま、ポジションを閉じるのか維持するのか、増やすのかを判断しないといけません。

自らの誤りを認めて逆ポジにする勇気も必要だと思います。
ただし、証拠金ギリギリでトレードしていると逆ポジができないのです。
私は、これが一番の問題だと思います。つまり、ポジションを柔軟に変化させることができないのはトレーダーとしてはあるまじき行為だと思うのです。

多くの失敗を踏まえて、ポジションは小さめにして証拠金を維持するということを心がけています。

追証については、ブログでも書きました

追証になったらどうなるか?知っておくべき基礎知識と注意点を追証経験者が解説します


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