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今年もやります!タベマチフォーラム

 9月15日(日)、新宿区高田馬場(住所は下落合)で第6回最期まで口から食べられる街づくりフォーラム全国大会(略してタベマチフォーラム)を開催します。コロナで2年中断がありましたが、昨年から装いも新たに復活。再開後2回目になります。

そもそもタベマチフォーラムとは?

 誰に聞いても、「あなたは最期まで口から食べたいですか?」と聞くと「Yes!」と答えます。まあ、元気な時に聞くのですから当然そうなります。しかし、残念ながら、今の日本は「最期までは口から食べられない国」なのです。これは技術の問題というよりも社会の問題が大きく関与しています。
 必要以上のリスク管理、完璧を求める社会、そして医療のヒエラルキー。実は、日本人は自ら口から食べられない社会を作っているのです。ここから「最期まで口から食べられる国」にしていくのは至難の業です。
 では、どうすれば良いのでしょうか。できることは、市民が「口から食べることは大切なことだ」ということを理解し、その声を少しずつ大きくしていきながらムーブメントを起こし、社会を変えていくことです。

 私たち新宿食支援研究会では、「最期まで口から食べられる街づくり」をモットーに15年間実践してきました。もちろん新宿以外にも全国各地でユニークな活動が行われています。しかし、どれほど市民の理解を得られ、ともに活動で来ているでしょうか。残念ながら専門職と住民の間には壁があります。その壁は私たちが壊さなければなりません。だから市民参加のフォーラムにこだわります。

リアル開催へのこだわり

 ここ数年で社会は変わりました。学会や研究会等もオンライン、オンデマンド化が進み、そこにいなくとも参加できたり、都合のいい時間に受講することもできるようになりました。これは本当に大きなメリットです。しかし、失われるものがあります。
 それは高揚感です。みんなで肩を組み、こぶしを突き上げ、「やるぞ!」と叫ぶ時のような高揚感です。
 どんなに偉い人の話であっても、どんなに素晴らしい話であってもオンラインでどれほどの熱量が伝わるでしょうか。知識、技術、さらに経験も必要な社会の中、情熱がなければ人は動きません。その人が同じ空間で熱く語る姿を見て初めて人は動くのです。だからタベマチフォーラムは現地開催にこだわります。

第5回タベマチフォーラムより

 ともに社会を変えましょう。ともに日本を変えましょう。「最期まで食べられる国、日本」に向けて。最初は小さなことしかできません。でも、そこからでしか始まりません。皆様のご協力をお願いいたします。

開催概要

名称  第6回最期まで口から食べられる街づくりフォーラム全国大会
日時  2024年9月15日(日)
場所  東京富士大学二上講堂(東京都新宿区下落合1-9-6)
後援 厚生労働省 東京都 新宿区
参加費用(午前の部のみ)  前売券3850円(当日券5500円)

申し込みはこちら

#タベマチフォーラム #最期まで口から食べられる国 #東京富士大学


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