何も無い世の中
こんなものに使った時間は無に帰す
この年になって積み上げて来たものが何かを考える
弱い私はよく気休めに占いを嗜む
得意の先生のいない私はたまたま検索で上の方にあるのを見て都合の良くない事が書いてあると、頭の片隅にその内容を記憶し
また探す、良い事が書いてある記事が見つかるまで延々と…
気休めだと心に決めて軽い気持ちで読んだ記事に心を動かされる。
都合の良い解釈が出来その日の予定を組む。
ほとほと私は弱い人間だ。
人が作った流れに身を任せて、結果にこだわる
それだと何も積み上がらないのだ、負の経験は積みたくないが逃げて回っても結局負の経験は押し寄せる事をこの年齢でようやっと理解出来るようになった。
現状を言えば最悪だ。心休まるはずの家では生産性を無くして、仕事も進まない。
逃げるようにして朝早起きし外出。
しょうもないギャンブルに時間を奪われる。
結果など勿論ついてこない。
ごく微量の分析力と溜めていない勝負運だけで裸単騎で乗り込んだ勝負など勝ち目があるはずもなく散る。ことごとく散った。
全てを嘲笑うような仕打ちに少々業を煮やしたが、冷静になる機会を与えてくれたと思えばもはや嬉しく思う。
行くたびにきっと明日も居るんだろうな、などと思いながらすがっていた。
何も無いのだ、先にも後にも。
残るのは都合の良い記憶だけ。
小銭を稼ぎたい目的なのか勝負の日なのか。
先述した裸単騎、無策で挑むほどバカな負けの記憶しか思い出せぬ。
3月中旬には自分の会社の決算が来る
毎年目を伏せたくなるほどの仕事量で2月から3月にかけて憂鬱になる
生きる為に稼がなければいけない
大金を稼ぐ為に始めたビジネスの為に捧げ、来期は勝ち切ると決めた。
さて今日の負債を自分の中で言い聞かせ鎮まりリスクを回避する事が出来るかな
自分の人生を選んできたこの意味を、生きている意味を今日だけは振り返り、絶対にこの悲劇を繰り返さないように地道に積み上げる事を誓う
汚点は避けて、遠回りでも何かをやり遂げる自分になろう。
まだまだ旅の途中、人に夢を与える人間として立派になろう。
2020.03.09
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