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「モノマネをして」と無茶ブリされた時の対処法

 モノマネ、その中でも声帯模写について、以前より思うことがある。

 モノマネは、似ているのをよしとするが、それ以上に、その人の特徴をつかんでいるかがポイントとなる。
 それは、モノマネの定番である女子がやるところの ”クレヨンしんちゃん”や”クマのプーさん”、男性の方はと言うと、古くは小林旭や松山千春など、非常にとらえやすい特徴をしているからだ。
(ハリウッドザコシショウ の誇張しすぎるモノマネなどの例もあるが)

 もう一つ、必要なのは、モノマネされる側の知名度というものだ。
 例えば、高校の数学の門脇先生のマネをしても、知らない人には、その面白さが伝わらない(もっとも、実在する人物のモノマネの上手下手でなく、「いそうな人」のモノマネという面白さも最近の主流ではあるのだが)

 だとすれば、芸人でなく、私たちのような素人がいきなりモノマネをふられた時、どうすればよいか。
 対処法の一つとして、名前は知っているが、その人の特徴までは思い出せないレベルの有名人のモノマネをすればいいのではないか。
 そのような人であれば上手下手、面白さなどを通り越して、空気のようにやり過ごせるのではないかと思い、密かに村下孝蔵や荒木一郎のモノマネを試しているが、披露の機会はない。

(ここまでで10分)

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