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孤独は病気のリスクを高める
10月10日は世界メンタルヘルスデーです。
毎日、どの程度人と会話をしていますか?
孤独は心だけでなく、体の病気のリスクも高めます。
では、孤独を感じるとと罹患するリスクが2倍になる病気はどれでしょう?
1、高血圧
2、貧血
3、糖尿病
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答えは3の糖尿病 (2型糖尿病)
2022年9月に発表された論文によると、 孤独を感じている人は、2型糖尿病になるリスクが2.19倍なのだそうです。
長期にわたって孤独を感じていると慢性的なストレス隣、 こんなメカニズムで血糖が上がると考えられます。
・ストレスホルモンのコルチゾールが増え、血糖値を上昇させる
・血糖値を下げるインスリンが効きにくくなる
・孤独のストレスによって睡眠障害を引き起こし、これが血糖上昇につながる
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さらに、孤独を感じると糖質の多い食品や飲料の摂取が増えるという別の研究結果もあります。
一方で、マインドフルネスストレス低減法(MBSR)やヨガなどの心身プラクティスを行うと血糖値が下がる傾向があるという結果も出ました。
今回、南カリフォルニア大学公衆衛生学部の研究グループは、1993年~2022年に発表された、心身プラクティスに関連する、世界中で実施されたランダム化比較試験のデータを解析しました。そして、心身プラクティスが血糖コントロールにどのような影響をもたらすかを明らかにしました。
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なんと、心身プラクティスだけを行っただけでも血糖降下剤のメトホルミンを飲んだ場合と同等の効果が得られていたのです。
Hb A1cは、過去1−2ヶ月の血糖値がどの程度だったかを表しますが、この数値が、心身プラクティスでもメトホルミンを飲んだ場合でも、平均して1%下がることがわかりました。
仕事や家庭以外のコミュニティーに参加したり、趣味などの活動をを通して人との関わりを増やすことで会話が増え、孤独感が減るでしょう。
また、マインドフルネスの実践やヨガを日常的に行うことが非常に有効です。
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マインドフルネスについての研究データでは、多くが「マインドフルネスストレス低減法」が使われています。これは、1970年代から大学や医療現場で取り入れられているプログラムで、8週間の学びと実践を通してマインドフルネスを日々の生活に取り入れるものです。
ストレスが心身に与える影響を知り、対処法を身につけて、メンタルヘルスの不調を予防しましょう。
12月から始まるマインドフルネスストレス低減法の受講生を募集しています。オンラインで学べるMBSRで、講師の受講前後のフォローアップがあり、仲間と一緒に学びを深めることができます。
世界中で実績のあるこの方法を、日本語でしかもオンラインで学べる貴重な機会です。ぜひご参加ください。
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詳しくはこちらをご覧ください。
https://mbsr-preseminar-dec2022.peatix.com/
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