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花粉症に効く食べ物は?

花粉症の症状を軽くするのに効果のあるビタミンはどれでしょう?

1、 ビタミンA

2、 ビタミンD

3、 ビタミンK

2月の終わりから4月はスギ花粉症の症状が強く出る季節

答えは2のビタミンDです。
では、詳しくご説明します。

スギ花粉症の人が増加中!

関東から九州のエリアは2月末にスギ花粉がピークを迎えます。

年々花粉症の人は増え、東京都民の49%が花粉症であるというデータもあるほどです。

発症する年齢も若くなっており、薬局では小中学生様のアレルギーの薬が売られています。

花粉症の症状が悪くなる時間は、朝と夕方です。

起床時、夕方から夜は症状悪化

朝はモーニングアタックと呼ばれ、家の中にある花粉が舞い上がったり、体の反応が活発になることから鼻水やくしゃみ、目の痒みなどの症状が強く現れます。夕方は、昼間に飛散した花粉が舞い降りて、街中や家の中にも入り込み、花粉の量の多さに比例して症状も悪化します。

暴露されないことが第一

花粉に暴露されないようにすることが、1番の予防策です。
メガネ、マスクなどで粘膜に花粉がつかないように、吸い込まないようにします。お出かけの際の服は花粉がくっつきにくい素材がおすすめです。

自宅に入るときは、パタパタと花粉を落としてから入りましょう。

花粉症じゃなくても、花粉の多い季節はマスクや花粉を払い落として家に入る事をお勧めします。
理由は、アレルギーは暴露される量が多いほど発症しやすくなるからです。

花粉の飛散量は、温暖化の影響もあってか年々増加しています。
今現在症状がなかったり、軽い症状だけ、という方もある日突然花粉症の症状がひどくなることもあるのです。
花粉を吸い込まない、花粉に触れない工夫を普段から行っておくことが、花粉症にならないコツです。

ビタミンDの花粉症への効果

そしてすでに花粉症になっている人も、まだなっていない人にもお伝えしたいのは、免疫を調整するためのビタミンをしっかりと補給しておくと、予防にも治療にもなるよ、ということです。

免疫を調整するためのビタミン、それがビタミンDです。

ポーランドの研究によると、花粉シーズン中に1日1000I UのビタミンDサプリを投与した花粉症の子供達は、プラセボを飲んだ子供たちより症状が軽く、アレルギーの薬を飲む量が減っていました。

ビタミンDを増やすには日光浴が有効ですが、
花粉への曝露が増えてしまい、かえって辛くなることもあります。

さらに冬場は日照時間が短いので日光浴だけでビタミンDを増やすのはなかなか難しいといえます。

魚は少量でも豊富にビタミンDが摂取できる

しかし、ビタミンDは食材から摂取することができます!普段の食事でこまめにビタミンDをとりましょう。

お勧め食材は魚です。ビタミンDは鮭、ぶり、カレイ、しらす干しなどに多く含まれます。

椎茸などのキノコ類、卵、バターなどの乳製品からも摂取できます。
多種類の食材を料理に取り入れた方が、単一食材を大量にとるよりも栄養の偏りが少なくなるのでお勧めです。

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