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知らんと?健康経営

佐賀県出身のDr.あきこです。
驚いたり、怒ったりすると佐賀弁になります。

最近驚いたのは、
「健康経営を知っていますか?」の日本人でのアンケート結果を見た時です。
内容について大体理解していると答えた人は
20代-14%
30代-13%
40代-12%
でした。

では、
50代の人々の何%が「大体理解している」と思いますか?
 
10%
7%
5%
 
 

働く人健康の健康を守ることが、会社に利益をもたらす


答えは、5%でした。

日本で働く50代の人々の95%が健康経営について分かっていないのです。
50代といえば経営幹部の年代ではないでしょうか?

「健康経営」とは、経産省によると
「従業員などの健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践すること」とされています。

働く人への健康投資は、生産性の向上と組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上や株価向上につながります。

平成26年から健康経営銘柄が選定され、健康への取り組みが社会的に評価を受ける仕組みが始まって10年が経過しました。

日本では働くの人の健康についての意識はまだ向上の余地がありそうです。

笑顔あふれる職場で働きたいですね


米国では、すでに健康経営と言う視点からさらに一歩進んだ「幸福経営」が注目されています。
社員の幸福度が上がるほど、パフォーマンスやエンゲージメントが上がることが数々の研究で明らかになっているからです。
成功するから幸福になれるのではなく、幸福だから成功すると言うことです。

ちなみに、健康習慣を身につけて寿命が伸びるのは何歳くらいまでと思いますか?
なんと6個くらいの健康習慣を身につけると80歳でも寿命延伸効果があるのです。

出典:保健指導リソースガイド

禁煙する、お酒を控える、運動する、食べ過ぎないなど、
こうすれば私はもっと健康的な毎日が送れるだろうという習慣はありますか?

出典:保健指導リソースガイド

もう歳だし今更やってもしょうがないと諦めて、一生チャレンジしないのか、元気な毎日を手に入れるために何かを始めるのか、決めるのはあなたです。
もし会社の経営に関わることができるなら、働く仲間と一緒に何かを取り組んでみるのはいかがでしょうか?

例)
昼休みに10分散歩する
エレベーターではなく階段を奨励する
睡眠7時間確保に、部署対抗でチャレンジする
歩数を競う大会をする
野菜スティックやナッツなどの健康的なおやつを社内で販売する
会議の前に3回の深呼吸を取り入れる


健康と幸福を高める活動を、仕事に取り入れてみませんか?
会話と笑顔が増えて、みなさんの会社がもっと元気になりますように。

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