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うるさい所に住むと病気になる?

騒音レベルの高い環境では、ある疾患の発症率が72%も上昇していました。
ある疾患とは何でしょう?
1、膝関節症
2、認知症
3、心筋梗塞



答えは3の心筋梗塞でした。

アメリカで行われた研究によると、交通騒音のレベルが高い環境で過ごしている群(1日平均65dB以上)は、低い群(平均50dB未満)に比べて、心筋梗塞の発症率が72%も高かったそうです。

このような結果となった原因の一つとして、交通騒音がある場所は大気汚染のレベルも高いことが多いので、化学物質の影響が考えられます。



そのほかの原因としては、騒音による慢性的なストレスや夜間の騒音がもたらす睡眠障害も考えられます。
慢性的なストレスや睡眠障害は炎症を起こすホルモン分泌を高め、血管の収縮を起こし心臓血管への負担を高めます。

都会での暮らしは、森林などの自然環境が少ないこと、大気汚染、水質汚染などによって病気のリスクが高まることが以前の研究でも明らかになっていました。
今回の研究によって、空気や水の汚染だけでなく「騒音」も生活習慣病のリスクを高めることが明らかになったのです。
すでに騒音の多い場所で暮らしている人は、休みの日などに森林に出かけて都会の喧騒から離れて見るのはいかがでしょうか?

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