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ドラマ「THE DAYS」は第三話を見るべし!


こんにちは、サカモトです。

今、すごいドラマを見ている。間違いなくこれは歴史に残るドラマだ。見てない人は絶対見るべき。

それが「THE DAYS」だ。


このどらまは、東日本大震災のとき、福島原発では何があったのかを忠実に再現しています。

所長役に役所広司
現場の第一線で指揮をとる当直長役を竹野内豊
総理大臣を小日向文世など、

有名な役者をこれでもかと使っているのですが、
ドラマの描き方としては、BGMなどを極力排し、淡々と描いています。それだけに逆に凄みを感じます。

そして、一階部分が浸かってしまうくらいの津波がどんなものであったのか、外部電源を失ってしまうことがどういうことなのか、余震が続く中での作業がどんなに過酷なのか、かなり忠実に描いています。

当時、ニュース番組で福島原発の様子を逐一見ていましたが、どうして早くなんとかできないのかと思ってましたが、どうにかできるレベルを超えていたわけですね。

外部電源を失うということは、原子力発電の圧力隔壁の中で何が起こっているかわからない中で、外からスイッチなどで制御するわけにいかないということです。これは、本当に大変なことです。

当時の軽く考えていた自分を殴ってやりたい!


さて、第三話では、ベントを決断するんですね。ベントとは、圧力隔壁の中の燃料棒の温度が下げられず、上がった気圧を下げるため、圧力隔壁の中の空気を外に放出する作業です。

弁を開ける作業が必要なのですが、外部から操作ができないため、建屋の中に人が入って、人力で開ける必要があるわけです。


吉田所長が当直長に「ベントをする人選をしてくれ」と電話するんですね。

それに対して、苦渋の末、「分かりました」と答えるシーン。

ここはぜひとも見て欲しいシーン。これまで一緒に働いていた部下に、死んでもおかしくない作業を命じなければいけないのです。しかも、時間をかけていたらいつ爆発するか分からないわけで、猶予もないわけです。このシーンは見ていて、胸がつまりました。

こんなにむごい決断をさせられることがあるなんてと思わされましたね。

ぜひともこのシーンはみんなに見てほしいとおもう。


まだ、全部視聴できてないので、少しずつ見ていこうと思います。また、感想を書きます。




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