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藤井聡太を倒すために研究だ、「藤井聡太の選択」

こんにちは、サカモトです。


今回は将棋の本を取り上げます。「AI解析から読み解く 藤井聡太の選択」です。

最近の将棋界

将棋界では、藤井聡太七冠の勢いが止まりません。

7月18日の棋聖戦では一時期評価値が相手棋士に90%を超える場面もありましたが、相手棋士が勝ち筋を逃して無事に防衛を果たしました。

そして、棋聖戦と同時並行で進められていた王位戦では、負けなしの2連勝で、相手を圧倒しています。

更に8冠目の最後のタイトル王座戦ですが、挑戦者決定戦まで勝ち進んでいて、8月4日に対局があります。

果たして、どうなるんでしょうかね。今までの勢いを見ていると、そのまま勝って挑戦者になりそうな気がします。


ここまで書いてて、こんなに強い藤井七冠ですが、果たして弱点はあるのかと疑いたくなります。

この本の内容

その藤井将棋を解説したのがこの本です。

ちょっと前の本で、2020年から2021年の藤井聡太現七冠の指した将棋の解説本で、この2年間のうちの13局を取り上げています。

その中には、棋聖戦の挑戦者決定戦、王将戦の挑戦者となるのを逃した将棋、松尾八段との将棋で妙手と話題になった4一銀など話題となった対局が取り上げられています。

そういえば、2020年というと、6月に棋聖戦の挑戦者となり、そのまま初タイトルを獲得した年で、群雄割拠のような状態で、一番将棋界が面白かった時期です。(渡辺明、永瀬拓矢、豊島将之の4人で4強と呼ばれていたりもしました。あっという間に1強になりましたがね)

この本の特色としては、AI解析を用いて、形勢判断していることや勝負どころでAIの候補手を上げて、AIが上げた最善手を選んだのかどうかについて触れながら、解説しているところですかね。

完璧と思われる藤井七冠ですが、毎回毎回AIの最善手を選んでいるわけではないというのが分かって面白いです。次善手や3番手ぐらいの手を指していたりします。完全に悪手は指さないのですけどね。

素人ながら遠吠え

プロ棋士には申し訳ないですが、なかなか藤井一強が終わりそうもないので、藤井時代を終わらせるために、藤井将棋をこの本で研究して、ぼくが倒したいと思います。

首を洗って待ってろよ!藤井聡太!

と、将棋ウォーズ初段の遠吠えでしたwww
まずは、将棋ウォーズの段を上げろよと言われそうですけどね。


将棋ウォーズの成績

ちなみに、将棋ウォーズでは、実は免状の申請ができるのですね。羽生会長、藤井聡太名人竜王の連署で今話題になっているので、ほしいなと思うのですが、初段の免状の料金は33,000円なりです。高い!

申請するかどうかは迷い中です。


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