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デザイナーにとって超重要な、「長期的なクライアント関係」の構築方法10個

仕事をする上で、大切な心持ち。
「お客様は神様」という、古臭い言い回し。
わたし、嫌いじゃない。

「お客さん」がいなければ、どんな業界でも生きていけないというのは、不動の事実としてあります。綺麗事だけでは成り立たない。それが現実。
その仕事で生計が立てられないのであれば、それは「ただの趣味」に成り下がる。

私が今、デザインというスキな仕事をしながら生活ができているのは、間違いなく「お客さまのおかげさま」です。


デザインをつくることを仕事にしている以上、例に漏れず、お客様は神さま。

その神さまを分類分けするのも気が引けるけれど、そこはちょっと置いといてもらって。

クライアント(お客様=神様)には、大きく分類すると、「初回」と「リピート」がありますよね。

新規クライアントが増えない!!と嘆く人が多い気がするけれど、実はリピーターを増やすほうが、圧倒的にハードルが低いことを忘れてはいけない。

リピーターを増やすために、していることはなんだろう。
今していること以外に、まだ出来ることはないだろうか。
改めて考える時間を、たまには作るようにしています。

なぜかって、ほっとくとなんでか、わかってるのに「新規獲得」に目がいってしまうから。


「リピート神さま」を増やす方が、圧倒的に安定するし、平和だし(?)、経験則からも、ちゃんと腑に落ちているはずなのに、なのに、それなのに。

なぜか新規を獲得したくなる衝動に駆られるのは、私だけではないと信じてやみません。(え)

とまぁそんなことは良いとして、今回はリピートを増やすために私がしていることを、列挙してみようと思います。

リピート戦略のおすそ分けいただける心優しい方は、ぜひ私こんなことしてる!というコメントいただけたらマジで嬉しいです。(お願い)


リピートを増やすためにできること10個


1・最上級のサービスを提供する

最上級ってなにという声が聞こえてきますが、「自分にとって」でOKと思ってて、人と比較する必要はありません。
その時の最上級(クライアントの期待を超えるサービス提供)を心がけてれば、1年後には絶対アップデートできてるから。だから誠心誠意、最高の青果物を提供できるよう心がけること。


2・クライアント記録を作る

初回のクライアントはもちろん、リピーターの方も。
思ったこと、修正が入ったこと、問題が起きたこと、感じたこと。
なんでもいいから記録メモに記入しています。
前はどんな仕事したっけな、どんな話したっけな、同じことを聞くことのないように、心がけるべし。(地味だけど超大事だと思ってる)
利用履歴に基づいた提案ができたりすることもあるし、クライアント自身の好みの傾向もつかめたりするから良いことしかない。


3・仕事がなさすぎるときは期間限定のクーポン(割引)を発行

これはやってる人少ないのではないだろうか。(たぶん)
ここ最近はリソースに空きがないことも多いので、クーポン発行はご無沙汰。でも実はこれが割といい感じ。すぐに結果が出るし、クーポンがきっかけで、私のことを思い出してくれる。

闇雲に発行すれば良いと言うわけでもないけれど、クーポン発行するにあたっては、ぜったいに配布の理由(根拠)は必要。
理由があればそれを丁寧に伝えれば良いけれど、単純に仕事がないとき、私はそのまま、仕事がないので仕事ください!というお願いと合わせて送ってた。笑

神さまに助けられてフルタチは生きています。

4・フォローアップは欠かさない

クラウドソーシング系なら、評価してもらうことは当たり前に普及しているのでそこまで気にすることはないかもしれない。
疎かになりがちなのは、直接取り引きのクライアントの、満足度の確認。
どんなところが良かったのか、どんなところが物足りなかったのか。
率直な評価をいただくことは今後につながるので、進捗の中でのやり取りの中で言いやすい環境を作るのも大切なことです。

5・リピーター限定割引・特典を用意する

リピート利用のクライアントには、きちんと説明した上で割引対応としています。
初回の提供で満足してくれたクライアントは、機会があればきっと、利用してくれるはず。その時が来たら、ちゃんと説明した上で割引を提供しています。説明もなしに請求書に割引とだけ書くのではなく、みっちり割引の理由を説明してあげて。伝わらないと意味のない割引になって、単なるラッキーと捉えられてしまうからそれこそ勿体無い。

少々の修正なら、無償で対応することもしばしば。
気持ちよく「ご贔屓」できるクライアントには、サービス満載でやってます。

6・カスタマーサポートの充実

カスタマーサポートと大げさに書いたけど、単に問い合わせに対して即時対応、というだけですw
クレームがあればすぐ対応、こちらのミスはすぐに認めて謝罪する。言い訳はしない。
当たり前のことが当たり前にできることが、すごく大事だよね。


7・サブスクサービスの提案

しょっちゅう依頼をいただけるクライアントがいるなら。
もっとお得にできるようなサービスを作ってみると良いかも。
クライアントによって求める条件が違うことも多いので、日頃からリスニングは欠かさない。クライアントにとって好条件が揃えば、サブスクサービスに切り替えてくれることもあります。


8・ニーズの把握は怠らない

古いイメージのある印刷業界ですが、実際は目まぐるしく変化しています。
こんな事出来るようになりました!という告知、こんなことできます!という情報提供は、クライアントに信頼を得るポイント。
今何が流行ってるか、クライアントの傾向も把握しておいて損はありません。


9・レビュー・評価は、ちゃんとお願いする

「だろう運転」は禁物です。
ちゃんとお願いすれば、92%くらい(肌感)は対応してくれます。
ちゃんと声に出して(実際は文字でのことが多いけど)伝えることは欠かさない。
言わなくてもわかるだろう、は禁物。
応援してくれる人も実は多いことを忘れてはいけない。

10・紹介も、ちゃっかりお願いする

可能性は低いかもしれない。
でも満足度が高ければ、誰か知り合いが同じようなことで困った時、こんな人いたよ!良かったよ!と紹介してくれる可能性はある。

ココナラですら、以前使用された方からの紹介できました!という方が出てくる。定型文でも良いから、案件FIX時のお礼メッセージで、必ず伝えることを怠らない。


ココナラでも、リピートが超重要

私は勝手に、ココナラでリピートはないだろう、と思っていました。
でも今実績1000件超え、見てみると3分の1程度はリピーターです。
うちのだんなは、ココナラ実績170件を超えたようですが、聞くとやっぱり、リピーターが多いといいます。

当たり前のことが当たり前にできることは、強みです。
オンラインになると、途端にできてないということは、よく目にします。
文字だから勘違いされやすいとか、そういうこともあるけれど。

今一度、「自分なら、こうされたら嬉しいこと」を考えて、実践。
着実に積み上げていけば顧客満足度も上がって、又お願いします!といってもらえることも少しずつ増えていくはずです。

細かいことを上げだせばもっともっとある気がしますが、
今回は10個にまとめてみました。参考になればこれ幸い。

最後まで読んでくれてありがとう(きす)


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