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国家社会財産管理の主人

党員は党規約の要求通りに生活して闘おう: 国家社会財産管理の主人
2023-06-06『労働新聞』3面
日本語への翻訳は投稿者によるものです。

画像:平壌紡織機械工場の26号旋盤
https://dprktoday.com/news/56900

自立経済発展の全盛期を力強く切り拓くための、全人民的な闘争が繰り広げられているこんにち、国家社会財産を主人らしく管理するうえでも、党員の役割を高めることが重要な要求として提起される。

敬愛する金正恩同志は、次のように述べている。
「国家社会財産を大切にし、積極的に愛護管理しなければなりません。」

朝鮮労働党規約には、党員が国家社会財産を主人らしく管理することについて規定している。
国家社会財産は、党の指導のもとにわが人民が代を継いで築き上げた、高貴な血と汗の結晶体であり、国の富強発展と人民の幸福のためのりっぱな源泉である。
人民があらゆるものの主人となっているわが国において、国家と社会の共同財産を大切にし、愛することは、公民としての当然の義務である。群衆の前に立ち、彼らを教育して率いていく使命を持っている党員にとっては、より切実な要求となる。

何よりも、国家と社会の共同財産を大切にする心を持たなければならない。
苛烈を極めた戦禍の日々、興南肥料工場(当時)の党員が発揮した闘争気風を振り返ってみよう。
彼らは、爆弾や砲弾が飛び交う中でも、機械設備の周りに土のう袋を積み上げた。ある党員は、致命傷を負っても、煙に包まれた圧縮機室に入り、設備を必死で救援し、またある党員は、爆撃で体をやられ、両目を失うなかで、回転変流機を命懸けで引き上げ、壮絶な最後を遂げた。
前世代の党員は国家社会財産を、ほかのどんな財宝としてでもなく、自らの血や肉、命のように大切に扱ってきた。
すべての党員は、彼らの高潔な精神をもち、国家と社会の財産を最大限に愛護、管理しなければならず、その過程がすなわち党性、革命性、人民性の発現過程となるようにしなければならない。

次に、国家社会財産を愛護管理するため、群衆的に繰り広げられる事業と、技術革新活動に率先して参加しなければならない。
大衆的設備管理運動である、26号模範機台創造運動の生活力を誇示するうえで、献身の汗を惜しまず流し、国家が定めた財産管理規定を厳格に守り、貴重な資材と資金を最大に節約しなければならない。労働生産能率や物資消費基準、設備利用率、原価のような質的指標を改善するためのもっとも大きな予備は、新技術の開発と導入にあるということを肝に銘じ、技術革新の炎を激しく起こしていかなければならない。

また、群衆の中で宣伝者、教育者としての役割を高め、違法行為との闘いを強化しなければならない。
国家社会財産を愛護管理するうえで、群衆の鏡となるだけでなく、常に群衆を対象に法規範と規定をわかりやすく解説し、彼らが増産と節約闘争に自覚的に立ち上がるようにしなければならない。国家と社会の財産を横領、流用、紛失、浪費するような否定的現象に反対し、強力な闘争を繰り広げなければならない。

すべての党員は、国家社会財産を主人らしく管理する気風を高く発揮することで、人民経済発展の12の重要目標達成のための闘いにおいて、自らの責任と本分を果たすべきである。

本社記者

投稿者による補足

26号模範機台創造運動…金正日総書記が、1961年に平壌紡織機械製作所(当時)での生産実習に参加し、26号旋盤を担当して設備管理の模範を示したことを由来とする、設備管理運動。機械設備を(生産の)主人としての立場からまめに整備し、効果的に利用し、技術的に改造し、生産能力と技術装備水準を絶えず高めるために、労働者大衆が行う。
『朝鮮語大辞典』https://dprktoday.com/kor_dic/index.php

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