2018年8月の記事一覧
読書メモ 庄司薫『ぼくの大好きな青髭』
手紙がわりの読書メモをつけたいと思う。これは書評なんてちゃんとしたものではなく、今年の秋に向けた読書メモだ。ただ、書かれたメモがどこかに届くことを期待して、こうして公開された状態にしておく。
この小説は、1969年7月20日の午前10時過ぎ、新宿・紀伊国屋書店のエスカレーター昇り口で「ぼく」が突っ立っている場面から小説は始まる。僕は「この春植木屋が縁の下におき忘れていった古い麦わら帽子をかぶ
手紙がわりの読書メモをつけたいと思う。これは書評なんてちゃんとしたものではなく、今年の秋に向けた読書メモだ。ただ、書かれたメモがどこかに届くことを期待して、こうして公開された状態にしておく。
この小説は、1969年7月20日の午前10時過ぎ、新宿・紀伊国屋書店のエスカレーター昇り口で「ぼく」が突っ立っている場面から小説は始まる。僕は「この春植木屋が縁の下におき忘れていった古い麦わら帽子をかぶ