副鼻腔乳頭腫が見つかり鼻の手術を受けた話 後編 入院~手術

201X年5月 入院

入院1日目@S医大付属病院。

朝10時までに入院受付を済ませ、受付のある建物とは別の入院棟へ。

耳鼻咽喉科のナースステーションで若い看護士さんに受付をしてもらい、右手にQRコードのついたタグをつけてもらった後に部屋へ案内された。

部屋は4人部屋。カーテンが全て閉まっていたけど今入院しているのは自分含めて3人。耳鼻咽喉科と皮膚科が一緒なので、他の患者さんがどちらかは分からず。

自分のスペースにあったのはリクライニング可能なベッド、クローゼット、机、冷蔵庫、TV(有料)、金庫、ごみ箱、ぐらいかな。

まずは看護士さんによるフロアの案内。大きなTV、テーブルやカウンターがある広い面会スペースやお風呂、処置室などを説明を交えながら案内してくれた。水、お湯、お茶(冷温)は面会スペースでいつでも飲めるみたい。

一息ついたところで、歯科検診をして下さい、との事。

なぜ歯科検診が必要かというと、今回全身麻酔で肺機能も全て止まる=肺にチューブを入れて人工的に呼吸させる、そのチューブを入れる際に金属のパイプを喉に通さなければならず、その金属と歯が触れて歯が折れたり欠けたりする恐れがあるのだとか。

金属のパイプを入れるのは麻酔で眠った後なので、えづくとかは無いらしいけどちょっと心配。。。

歯科検診の結果は問題なし、でももう全部取ったと思ってた親知らずが歯茎に隠れた状態でまだ1本存在していることがレントゲンで判明。いつ取ってやろうか。

入院1日目 再会

入院1日目、歯科検診が終わった後に、麻酔科の先生とのブリーフィング。

全身麻酔は初めてなのでどういう順序で行われるのか、リスクなどの説明を受ける。麻酔医ってめちゃくちゃ忙しいって医療ドラマで見た事あったのでどんな人かと思ってたら、人当たりの良い女医さんだった。当日の麻酔医は別の人らしいけど。

続いて看護士さんとのブリーフィング。主に手術前の準備や手術後の対応についての説明。

この病院の看護士さんは2交代で夜勤の人の勤務時間が夕方5時から朝9時頃までと結構エグい。担当看護士は3人と一応決まっているけど当日の担当はその3人以外の人になる事もあるそうな。

一人の看護士さんから説明を受けた後、もう一人別の看護士さんが部屋に入ってきて、

「〇〇高のxxくん?」

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