「このペンを1万円で俺に売れ」
部屋に入ったぼくが席に着くなり、面接官はペンを差し出して横柄に言った。
嫌な奴だ。
ぼくは面接官の手からペンを取り上げると、それで奴の手の甲を思い切り貫き、言った。
「買え」
面接官は悲鳴をあげた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?