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【ポケモンカード】 3/24 シティリーグ千葉 優勝レポ サナニンフ構築記事

こんにちは、どわと言います。

3/24のシティリーグ 千葉大会で優勝することができたので、そこで使用したサーナイト&ニンフィアGXデッキの構築と大会レポートを書いていきたいと思います。

1.この構築を使うに至った経緯

当初はマタドガスデッキを握るつもりでした。マタドガスが最強レベルの強さだったので。しかし、自分の中でやぶれかぶれやジャッジマンなどの相手の手札を流すカードと無人発電所の評価が非常に高かったことにより、これらのカードを採用して強いデッキを探していました。

また、シーズン3のシティリーグの上位デッキの推移をみてレシリザが減少し、ピカゼクやゾロアーク(ペルシアン・ジュゴン型)の増加により、ウルネクやズガドーンなどのサナニンフが苦手とするデッキも減少すると環境を読んでこのデッキを使おうと決めました。


2.デッキレシピと各カードの採用理由

シティリーグ千葉で使用したデッキレシピはこちらになります。

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ポケモン(12枚)
サーナイト&ニンフィアGX 4枚
このデッキのメインポケモン。スタートしたいため絶対に4枚。
技が全て使いやすくGX技の追加効果がとても強い。マツリカの採用により先行後攻どちらでも2ターン目から攻撃を始めることができます。
ようせいのうたは後攻1ターン目にしか主に使用しません。なぜなら、ようせいのうたを使うよりカレイドストームで攻撃した方が強いからです。

ゼルネアスGX 1枚
他のデッキにないこのデッキだけのオンリーワン。
自分の中でやぶれかぶれの評価が高く、それを積極的に採用できて最近のシティリーグで結果を残したデスカーンがまた上にくる読みで対策にGX技目当てで1枚採用しました。
GX技により自分の場を全体回復して相手のポケモンを倒すことができ、これで相手ポケモンを倒すとのろいのおふだを回避できるので大きなアドバンテージを稼ぐことができます。
一応オーロラホーンが120ダメージ出せてピカゼクを2発、環境にいるサンダーやデスカーンなどの非GXポケモンを1発で倒すことができます。

ゼルネアス◇ 1枚
このデッキ唯一の非GXアタッカー。
フーパ対策の1枚でしたが、デデンネGXを1発で倒すことのできる160という高火力を持ち、それで試合を決めることが2回あったのでこのデッキには必須の1枚だと思います。

ジラーチ 3枚
現環境でよく見るカードの1枚。スタートしたいが試合中に1枚でも使用できればいいので4枚ではなく3枚採用。
ポケギアと選択みたいなところがあるがぼうけんのカバンやスタジアムに触れることができるのはポケギアにない強みです。

マーシャドー 3枚
現環境最強かもしれない1枚。使いたい回数とベンチとの兼ね合いで3枚採用。枠があったら4枚採用していたかもしれない。
サナニンフは少ない手札からでも動くことができるのでこのカードと相性がとてもいいです。
先行後攻関係なく1ターン目に使用。とりあえず初手で打っとけ感が強い。
ジラーチと共にHP70なのでギラティナの特性と合わせてジュゴンに倒されてしまうのが悩み。

グッズ(18枚)
ハイパーボール 3枚
マーシャドーを持ってくるために使用。マーシャドーと同じ枚数採用。

ネストボール 2枚
サナニンフ2体目とゼルネアス◇を持ってきたいので2枚採用。ジラーチを持ってくる優先度は低め。

ポケモンいれかえ 2枚
あなぬけのヒモ 2枚
ジラーチ以外でサナニンフスタートできなかった時の入れ替え手段。あなぬけのヒモで相手が困る顔が好きなのでヒモ4枚でもよかったかもしれないが、手前のポケモンを倒したいときもあったのでいれかえとヒモを2-2で分けたのは正解でした。

フィールドブロアー 2枚
ねがいのバトン、こだわりハチマキ、エスケープボード、のろいのおふだ、各種スタジアム…割りたいカードが多すぎるので2枚採用。自分のサナニンフに着けたこだわりメットを割るのにも使用しました。正直、今の環境なら1枚以下の採用はあり得ないカードかなと思います。

ぼうけんのカバン 1枚
その場面で必要なポケモンのどうぐを持ってこれるため1枚採用。必要なカードが既にデッキになくてもデッキ圧縮しながらハイパーボールのコストを持ってこれるので便利な1枚。

こだわりハチマキ 1枚
サナニンフのGX技でゾロアークを倒す、ゼルネアス◇でゼラオラを倒すなど各種デッキに対して使用頻度が1回なので1枚採用。サナニンフデッキが耐久デッキのような認識があり採用されないケースも見られるが、少なくとも自分のデッキとプレイングには絶対に必要だと感じました。

エスケープボード 2枚
主にジラーチの入れ替え手段としてジラーチの枚数-1の2枚採用。
グズマでバトル場に出されたエネルギーのついてないサナニンフやゼルネアス◇に着ける場面もあったので、リーリエのドロー枚数を増やす理由で頭空っぽで適当にジラーチやマーシャドーに着けることは避けること(戒め)。

フェアリーチャームかみなり 1枚
ここにきて数の増えたピカゼク対策で1枚採用。強い。

こだわりメット 2枚
タッグボルトに加点カード3枚強要、ウルネクに超エネ3枚と加点カード強要、ゾロアークから2パンされなくなる、レシリザにブロアーとハチマキを強要など幅広くデッキを見るために各種チャームではなくこちらを採用。場に出すサナニンフは2体なので2枚採用。もちろんゼルネアス◇に着ける場面もある。

サポート(15枚)
リーリエ 3枚
シロナ 1枚
マーシャドーからの手札回復の手段としてのドロソのためリーリエを比率多めで採用。しかし、初手で使いたいサポートはあくまでマツリカのため正直自由枠かもしれない。

ポケモンだいすきクラブ 1枚
サナニンフとマーシャドーを持ってくることでやってることが実質ハイパーボールとジャッジマンなカード。ジラーチスタートして手札にマーシャドーが既にいる場合はサナニンフを2枚持ってくることで盤面を完成できる。初手で使いたいサポートではあるが、あくまで初手で使いたいサポートはマツリカである。ネストハイパーのボール枠削減のために1枚採用。

グズマ 3枚
入れ替え兼試合の要所でキメに行く用カード。言わずもがな最強の1枚。4枚フル採用したかったが枠の関係上仕方なく3枚採用。相手のデデンネGXを常に睨んでいる。

アセロラ 3枚
手負いのサナニンフを回収できる便利カード。ジラーチで持ってくると相手が回収を恐れてサナニンフではなくジラーチやマーシャドーを狙ってくることもあるため、あまり使用するカードではなかったが絶対に1枚は使用する。3枚フルで使用したのは準決勝のミラー勝負だけであるため実はミラー考慮しなければ1、2枚で充分であったかもしれない。
可愛い。

マツリカ 4枚
最強カードで4枚以外ありえない。入れ得。このカードのおかげでサナニンフが先行でも後攻でも2ターン目にカレイドストームで攻撃しだせる。3ターン目にミラクルマジカル+で相手の手札を0枚にできる。弱いわけがない。手張り+マツリカで逃げエネ2のポケモンを逃がすこともあった。
よく最近出た溶接工と比べられサポ権使ってエネ1枚wと言われがちだが付けられるエネルギーの色とデッキから付けるという点で比べるのは野暮である。
このカードを採用しているサナニンフデッキが少なく、サナニンフは耐久デッキで動き出すのが遅いと思っている人が多い気がするが実は動き出しは早い。
自分はあまり可愛いとは思わない。

スタジアム(3枚)
無人発電所 2枚
GXポケモンの特性を消すことのできるメタスタジアム。ピカゼク、ゾロアーク系統のデッキによく刺さる。今ならアセロラを1枚減らしてこれを3枚にするのもいいかもしれない。
これを置いてミラクルマジカル+を使うとジラーチやヤレユータンを採用していないデッキは滅ぶ。

ワンダーラビリンス◇ 1枚
フェアリーポケモン以外の技を使用するエネルギーを増やすメタスタジアムその2。序盤、中盤、終盤どこで置いても相手が困るカード。
終盤に置くのがおすすめ。相手がこのスタジアムを割れなくそのまま技が使えずにゲームに勝てることもある。

エネルギー(12枚)
基本フェアリーエネルギー 12枚
サイド6枚が全てエネルギーでもミラクルマジカル+を使えるように12枚採用。毎ターンエネルギーを手張りしたいデッキなのでやぶれかぶれしても引けるようにエネルギーは多い方がいいです。柄の違うエネルギーを6種類採用するとミラクルマジカル+を使うときオシャレ。

3.採用を見送ったカード

アブリボン(アブリー)
フェアリーポケモンがグズマされないのは強いが、ベンチがマーシャドーで埋まるため採用を見送り。

ミュウ
このデッキの性質上タッグボルト+を打たれない自信があったのと、ジュゴンのためにデッキの枠を割く必要が感じられずに採用を見送り。実際に予選で当たったピカゼクにGX技を打たれていないし、決勝トーナメントまでを含めても ジュゴンでジラーチなどを倒される場面がなかったので正解だった。

まんたんのくすり
回復札はアセロラで事足りると読んで採用を見送り。決して弱いカードではない。

隠密フード
主にバリヤードやラフレシア対策だが、それらを採用しているデッキが少なく、バリヤードを採用している非GX主体のばら撒きデッキにはゼルネアスGXが刺さるので採用を見送り。

フェアリーチャーム特性・UB
ゾロアーク系統のデッキにはもともと有利と考えていたのでチャーム特性は過剰と考え採用を見送り。チャームUBはウルネクはジュゴンを恐れて出てこない、フェロマッシもほのおタイプを恐れて出てこない、ズガドーンGXもそれ主体のデッキはいないと考え採用を見送り。

ポケギア3.0
ジラーチでいいため採用を見送り。しかし、マツリカを使える可能性を高めるために採用してもよかった。

レスキュータンカ
使用するポケモンは使用する枚数以上デッキにあるため採用を見送り。

ブルーの探索
ジラーチ、マーシャドー採用しているので初動でも使える可能性が低いため採用を見送り。

ジャッジマン
マーシャドーでいいため採用を見送り。

ロケット団のいやがらせ
これで手札を流した場合、ターンの初めのドローと合わせて相手の手札は6枚なので相手が自分でシロナを使ったのと同じである。相手の手札を減らして事故ってもらうのが目的なのでいやがらせよりジャッジマン、ジャッジマンより追加でサポートが使えるマーシャドーを採用。
あと高い。5,000円ってなに…?

トキワの森
相手に恩恵のあるスタジアムを置きたくないため採用を見送り。

4.デッキの回し方

基本的な回し方としては、サナニンフに手張り+マツリカでエネを付けやぶれかぶれ、2ターン目からカレイドストームで攻撃を始める。要所で2回目以降のやぶれかぶれを使い相手を妨害、無人発電所がある状態でミラクルマジカル+を使い相手の手札を無くし何もできないようにする、です。
簡単マジカル。
このデッキはエネ1つからでも動き出せるので仮にやぶれかぶれでこちらが事故ってもどうにでもなります。

①対ゾロアーク系統(ペルシアンGX)
やぶれかぶれ、こだわりメット、無人発電所などのこちらのデッキのカードがどれも刺さるため基本的には有利です。
ミラクルマジカル+はペルシアンGXに当てるのが1番ですが無人発電所がある状態であればゾロアークやテテフGXに当ててしまっても構いません。ゾロアークに当てる場合はカレイドストームを当ててダメージを負わせておくか、ハチマキを着けて一撃で倒せるようにしておきましょう。
2ターン目からカレイドストームで攻撃し始め進化前のたねポケモンを2匹、ミラクルマジカル+でGXポケモンを倒しながらハンデス、最後にデデンネGXをゼルネアス◇で倒して終了です。最近はゾロアーク系のデッキにもデデンネGXが採用されているのでこのルートを非常に取りやすいです。

②対ピカゼク
ゾロアーク系のデッキと同じくこちらのメタカードがどれも刺さります。しかし、最近はフラダリラボを多投しているピカゼクが主流なので注意が必要です。ラボを置かれたら即爆破しましょう。無人発電所を置く際はやぶれかぶれと合わせて置くようにするとおススメです。
基本的に、サナニンフ2匹にこだわりメットを着けて立ち回ります。相手がブロアーでメットを割ってきたらそこでチャーム雷を着けます。だいたいのピカゼクデッキはブロアー1枚か非採用なのでこちらのチャームを剥がせません。
ピカゼクに対してはゼルネアス◇でデデンネ、ハチマキ込みでゼラオラを倒すことができるのでゼルネアス◇を不用意にベンチに出さずグズマを構えて攻撃できる状態でベンチにおけるようにしましょう。

ウルネクは実はきついんです。しかし、きついなりにメットとアセロラでごまかしが効きます。それでも小ズガドーンからは1撃で倒されてしまい練習段階では一度も勝てませんでした。それ以外のデッキには基本の立ち回りで何とかなります。それでもきつくなった場合、やぶれかぶれでお祈りしましょう。運もまた実力。

5.当日のマッチアップ

予選
1回戦 小ズガドーン 6-1 勝ち
練習時点で勝ったことがなかったため、相手のマリガン時にウルトラスペース、溶接工、ねがいのバトンが見えたときは死を覚悟しました。
幸いにも先行をとりジラーチスタートすることができたので、サナニンフに手張り+マツリカでエネルギーを付け初手やぶれかぶれ。相手のブルーの探索に合わせて2度目のやぶれかぶれ。ルザミーネ◇を相手が使えるタイミングで3度目のやぶれかぶれ。ズガドーンGXにミラクルマジカル+を当てて全ハンデスして残りサイド1枚。相手のトップで引いたカードがビーストエネルギーだったため、ひのたまサーカスを使えず終了。
回ったズガドーンに対してやぶれかぶれは余り効きませんが、先行でやぶれかぶれを当てるとさすがに事故を起こす可能性がありますね。

2回戦 ジラサンUB 6-1 勝ち
特筆することはなく先行2ターン目から攻撃を始め、そのままWin。
分かっていたことですが、ジラーチを使用するデッキだったためミラクルマジカル+で全ハンデスしてもあまり効果がなかったです。

3回戦 ルガゾロ 5-2 勝ち(投了)
先行やぶれかぶれするもリーリエでリカバリーされる。2ターン目からカレイドストームでサイドを取るもメタモンにカウンターゲインを付けられいつルガルガンが来るか恐れる。無人発電所を置くもすぐにリセットホールのまマーシャドーに割られる。など、結構危ない試合渡りをしていました。
こだわりメットをバトル場のサナニンフに着けてやぶれかぶれをしたらブロアーとハチマキを同時に引いたので、自分のメットと相手のゲインを飛ばしハチマキを付けてミラクルマジカルでゾロアークを倒すというトンチンカンなプレイをしてしまい、この試合は頭が悪かったと思います。
しかし、ブロアーが2枚あったおかげでカウンターゲインとこだわりハチマキ2枚の計3枚を割ることができたので、ブロアー2枚採用が輝いた試合とも言えました。
最終的に、相手が山札を底まで引き切り投了で勝ちを得ました。

4回戦 ジラサン(ロストライコウ) 6-3 勝ち
2回戦と同様2ターン目から攻撃したして試合のテンポを取ります。ハイパーボールのコストに無人発電所が捨てられたのを見てコケコGXの存在を切ってしまったのがこの試合1番なミスでした。いざミラクルマジカル+を打とうと手前のサナニンフにエネを集めた返しにブロアー、サンダーマウンテン、こだわりハチマキと必要なカード全てを使われてカプサンダーGXでエネルギーの付いたサナニンフが倒されてしまいました。
正直やばい。こっちの場にエネルギーがない。
しかし、相手側にサナニンフを一撃で倒せる技がカプサンダーGXしかなかったことと、ブロアーをこだわりメットを割ることに使ってしまったためチャーム雷を割れなくなったことで、ようせいのうたから再びエネルギーを付け始めて攻撃することができました。
ジラサン戦は自分の場にエネルギーを4個以下で立ち回ることをお勧めします。

5回戦 ピカゼク 6-0 勝ち
この試合はじゃんけんに負けて後攻だったのですが、相手が自分のやぶれかぶれで事故を起こしてストップ。そのうちに無人発電所を置き、手張り+マツリカ、ようせいのうたでエネ加速。それ以降はずっとカレイドストームを使い攻撃することで特に危なげも無く勝利。
やっぱやぶれかぶれはダメだな(すっとぼけ)

予選終了時に負けなしの5-0。オポ差で2位でした。

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決勝トーナメント
1回戦 ゾロペルジュゴン 6-0 勝ち
先行初手手張り+マツリカ、やぶれかぶれの黄金ムーヴ。相手の動きが芳しくないのでそのまま無人発電所を置いてミラクルマジカル+で全ハンデス。相手はそのまま何もできず。
ここまで気持ちよく動けたのはこの試合が初めてでした。決勝トーナメント1回戦でこれができたのは大きい。

2回戦 ゾロペルジュゴン 6-1 勝ち
またもやゾロペルジュゴン。この試合は後攻で相手のマリガンで自分の手札9枚。初手「手札何枚ですか?」に相手のマーシャドー出しを予想するもハイパーボールでゾロア、これはサイド落ちたなと喜び、手張り+マツリカでエネを加速しやぶれかぶれをかまします。しかし、ゾロアーク2匹とペルシアンも進化されてしまいテンポを崩すと負けてしまいそうだったのでミラクルマジカル+を狙わずに無人発電所があるうちに3エネのミラクルマジカルでゾロアークを倒しました。その返しに無人発電所を割られキャットウォークを使うもエネルギーが無かったらしく攻撃されなかったのでグズマでデデンネを引っ張りゼルネアス◇で倒して〆。
試合後に相手に聞いたところ、初手はテテフでジャッジマンを打つか手札にあるリーリエを打つか悩んだそうです。マーシャドーはなかったみたいですね。そして、ククイ博士のサイド落ちに気を取られてトリプル加速エネルギーのサイド落ちに気がついていなかったそうでした。

3戦目 サナニンフ 4-3 勝ち(時間切れ)
まさかのミラー。予選時に横の卓での試合を少し観ててアブリボンが入っていてマツリカが入っていない自分とは違う型だったので安心しました。
先行黄金ムーヴ。相手2ターンほどドローゴーだったのですがこちらの攻撃のタイミングでブルーの探索を引き、まんたんのくすりで全回復をしてこれは長くなると覚悟完了。
相手が非gxのゼルネアスをベンチに置いてきたのでグズマで引っ張りミラクルマジカル+を使い全ハンデス。この時場に相手が置いたトキワの森があったため封殺とは行きませんでした。
相手のドロートキワエネ手張りの動きをしている間にサナニンフを一匹倒してサイド残り2-6。残り2枚が遠い。さらに、相手の攻撃に合わせてアセロラが使えず、そのままサナニンフが倒されてしまいサイド2-3。
それからお互いに攻撃、逃げる、アセロラなどを使い試合進行。試合時間残り2分と聞き、早く勝負を決めなければやばいと思ったらデッキにエネルギーがない。トラッシュに7枚、場に3枚。残りサイド2枚全部エネルギー?えっ?やばくね?場のサナニンフ2匹にエネルギーがそれぞれ1個、2個と付いていて手札にはエネなし。ゼルネアス◇いるけどそれにエネ集めて倒されでもしたらエネルギーがなくなる。
技打てなくね?
負けを覚悟して相手にターンを渡しました。相手がネストボールで小テテフを場に出して手札を切りトキワの森発動。しかし、この時相手の顔がやばいことになるのが分かりました。カイジのグニャ〜みたいな感じ。そのまま相手がやばくね?と呟いてエネを持ってこずターン終了宣言と同時にタイムアップ。決勝トーナメントの特殊ルールでサイド2枚以下の方の勝ちということでサイド残り2-3だったので自分の勝ち。
試合後相手に残りのサイドが全部エネで技が打てなかったことを伝えると、相手も笑いながら「自分もエネ落ちてて技打てませんでした」とサイドを見せてくれました。相手の残りのサイドがエネ、グズマ、アセロラ。お互いに大爆笑で健闘を讃え会いました。
この試合が今回のシティリーグで一番楽しかったです。

4回戦 ジラサン 5-3 勝ち(投了)
予選で既に当たってた方でした。予選で勝っていたこととでカプサンダーに注意して予選と同じ試合運びでいけると考えました。
相手が自分で無人発電所を置いたので、ジラーチ でサンダーマウンテン引かれたタイミングでやぶれかぶれすれば勝てると思い、最初の1度以外やぶれかぶれを温存していました。しかし、場のエネルギーを4エネで保ちメットをつけていたにも関わらず、ジラーチサンダーマウンテン!コケコGXエアロトレイル!エレパエレパ!ブロアー!カプサンダーGX!!!でサナニンフを倒されてしまいました。強い人は全部持ってる。強い。このとき残りサイド2-3。ちょっとやばいと思いましたね。とりあえずワンダーラビリンスを置きマーシャドーを出しやぶれかぶれをしてサナニンフの3匹目にようせいのうたでエネルギーを付けます。相手はワンダーラビリンスのせいで技を打たずにジラーチを手前に残しターンを渡してきたのでマツリカで手前のサナニンフにエネルギーを付けてジラーチを倒す。サイド残り1枚。相手のジラーチねがいぼし、ネストボールでフェロマッシ登場。ここで投了。
相手側はワンダーラビリンスが割れなかったみたいです。この試合だけはミラクルマジカルを撃ちませんでした。

結果:優勝!!!!

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6.振り返り

優勝最高にうれしい。前回のシティリーグはモルフォンを握って1-5の敗北者だったのですが、今回はやり返せました。
相手のサイド落ちなどの運に助けられた試合もありましたが、ウルネクは死滅、ピカゼク、ゾロアークが多いとだいたいの環境読みは当たっていて有利マッチが多かったです(ジラサンが多いのは予想外でしたがジラサンはもともと有利マッチ)。レシリザが決勝トーナメントに残っていたりと密かに増えつつあるのが気になる。
あと、初手のやぶれかぶれで事故ってくれたらいいなー感覚でマーシャドーを出すのですが強い人は必ずリーリエやデンジでリカバリーしてくるので凄いと感じましたね。運を持ってる人と持ってない人選別機な気がしないでもないマーシャドー…病みつきになる。
今回の大会で思ったことの一つとして、ブロアー2積みが偉すぎたということです。知り合いとの練習中ブロアー2積みはオタク構築と言われていましたが、ズガドーンのバトン、ハチマキ多投のゾロアーク系統のデッキに刺さりましたし、ジラーチのエスケープボードを割るのにも役立ちました。ミラーでのメット破壊もできなければ負けていたかもしれません。ブロアーは最低2枚は積まないといけないという自分の感覚を信じてよかったです。
予選含めてサナニンフを倒された回数は3回。内2回はカプサンダーGXだったので、対雷デッキのコケコGXに気を付けてエネの数を絞れば楽に戦えそうです。ミラクルマジカル+を使った回数は6回。かなりの頻度で使えました。ミラクルマジカル+は打てたら強いではなく打てるから強い技だと感じました。全ハンデスは偉大。
大阪もサナニンフが優勝していましたしサナニンフ最強ですね。

7.ジージーエンド環境

3/29現在発表されているジージーエンドのカードを見てもサナニンフは環境上位で戦っていけそうです。タッグスイッチが強そうです。リセットスタンプとかいう意味不明なカードが登場しますが…。自分のこのデッキはやぶれかぶれで相手を躓かせ時間を稼ぎ、ミラクルマジカル+で全ハンデスで制圧するデッキなのでリセットスタンプを積むことはなさそうですね。リセットスタンプと相性がいいサナニンフを作るなら大阪のシティリーグ優勝のようなムウマージ型の方がいい気がします。
リセットスタンプのおかげでサナニンフが苦手とするズガドーンは環境から少し身を引くと思います。ありがたい話です。しかし、ウルネクの立ち位置が揺れてきてわからないんですよね。サナニンフを使ってる身としては数を減らしてほしいのですが、うまい人は使い続けて結果を残しているデッキなので。サナニンフ増える→ジュゴンゾロアークが減る→ウルネク増えるなんてことになったら目も当てられません。ウルネクがいないと思って握ったんだぞサナニンフ。
ピカゼクはタッグスイッチの登場もあり今以上に強そうです。ライチュウタッグも麻痺が強いことこの上ない。炎タイプで言えばレシリザも釜戸が来て強化されますね。やぶれかぶれから溶接工と炎エネを引くハードルを少し下げられてしまうので厄介です。
新弾のカードはどれもカードパワーが高くタッグチームを流行らせようという公式の圧力を感じます。タッグチームが流行ると不意に現れるラフレシアに精神を壊されそうですね。ジージーエンド発売後の混沌とした京都CLの環境はどうなるのか今から楽しみです。やっぱりリセットスタンプの応酬なんだろうか…。

8.最後に

当日対戦してくださった方々、練習に付き合ってくれたみんな、ありがとうございました。
そして、物書き初心者の文章を最後まで読んでくれた方、ありがとうございます

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