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読んで「明らかに人生が良くなった」本が5冊ありました その⑤終

初めましての方は
初めまして

ガチ相談系Vtuberの
導師真ショウです

いつもどうもです~

キャリアコンサルタントとして
普段から個別相談に乗ったり
ガチ相談系Vtuberとして活動したり
小学校でスポーツコーチししています

趣味は
「良い人間とは?」
「良い人生とは?」

についての研究です

「読んで明らかに人生が良くなった本」シリーズ
ファイナルです~~~~!!!

もうこんな手を込んだ動画は作らない!
と今は思っています

編集量が多いと
動画もコンスタントに出せないですし
他の人の発信方法を参考にしながら
次のシリーズを考えて生きたいですね

トライアンドエラー!
それが出来るって楽しいカモ
伸びるかは、やってみんと分からんな

https://youtu.be/h61anJmj60c

何度も言いますが
動画を作るのも大変ですね
1本に20時間くらいかかってる?
(だらだら編集してるのもあるけども)

今回もせっかくなんで
台本も載せておきます
読みたい人は読んでくださいね

ちなみに今回は
録音した後でめちゃくちゃカットして
ずいぶんと短くなりました

動画として
見やすくしようとすると
少し話しすぎというか
たるくなる部分もありまして

本当は全部伝えればいいんですが
それだけ詰め込んでも
結局、見てくれなくちゃダメなんで

難しいですね
それが面白いんですけど

===============

【台本】

『やりたいことの見つけ方』

==============

始めましての方は

初めまして

ガチ相談系Vtuberの導師真ショウです

今日は

「読んで明らかに人生が良くなった本を5冊紹介」

というシリーズ、その④です

注意点としてはこんな感じです

それでは本編へどうぞ!

いきなりですが

皆さんに質問です

「なんか人生がモヤモヤしている」

そう思うことってないですか?

もう少し質問を細かくすると

「私って一体何がしたいんだろう…」

「やりたいことが見つからない…」

「人生このままでいいのかな…」

そう思うことはないですかね?

かくいう私も

周りのイキイキ生きている人を見て

それに比べて

自分にはやりたいことが見つからなくて

このまま何となく生きていていいのかな…

そう思った時期がありました

「良い人生は何だろう」

という大きな謎に対して興味を持ってからというもの

私の探求心に火がついて

これまでに様々な本を読んできました

そんな中で

「人生のモヤモヤ」の対策になるキーワードが見えてきました

それが「自己理解」です

自己理解、自己分析とも近いですが、自分について知る、自分について分かるというようなモノでしょう

現代社会は変化も激しく、選択肢も多いです

そんな選択の連続の中で生きている時に大事なものが

「判断基準」です

では、何を基準に判断すると良いのか

それは「自分」です

「自分」が分かっていないと

良い判断が出来ないということですね

逆に言えば、

人生がモヤモヤするのは、自分のことが分からないから

自分のことが分からないから、良い判断、選択ができない

その結果、やりたいことも見つからない

人生が良い方向に向かわない

たった一度の人生なのに、

その人生を自分らしくイキイキと生きられないということですね

だからこそ

「自己理解」が大事ということです

なるほど、「自己理解」が

現代社会では特に大事だということは分かった

でも「自己理解」って難しくない?

そんな簡単に分かったら苦労してないよ!

そう思いませんか?

かくいう私が、そう思っていました

自己理解が大事なのはわかったけど

「どうやればいいか分からない」という状態だったわけです

ところがそんな時、

とある1冊の本に出会いました

その本は、

難解だと思っていた「自己理解」について

とても分かりやすい「入口」になってくれました

その本との出会いによって「自己理解」が大きく進んで

だんだんと私の人生のモヤモヤが晴れて

イキイキとした人生を送れるようになったことを覚えています

その本は、読んで明らかに人生が良くなった本の1つです

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『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』

著者は「八木仁平」さん

八木さんは、自己理解を広める活動をしており、株式会社「ジコリカイ」の代表取締役でもあります。

そんな著者も、昔は「やりたいことが見つからない」「自分の強みが分からない」という悩みがあったそうです

「やりたいことが分からず、ベッドに寝転んでスマホでYouTubeを再生し続ける、

そんな自堕落な生活をしていた。エネルギーはあるけど向ける先が分からなかった。」と本書の中でも話しています

そこから、著者自身の試行錯誤の末に完成したのが、

本書の中にまとめられている「自己理解メソッド」です

この「自己理解メソッド」を通じて

多くの方が「やりたいこと」を見つけられた

そこから「人生がどんどん楽しくなる」という風になっていったそうです

そんな本書『世界一やさしいやりたいことの見つけ方』は

タイトル通りに「世界一やさしく」やりたいことを見つける手助けをしてくれます

ですが

この「やりたいことを見つける」について

「それって具体的にどうやったらいいの?」と思うかもしれません

そのために必要なことが、ここまでに散々出てきている「自己理解」です

著者は、この本を「自己理解の教科書」であると言っています。

「やりたいことがない」という分かりやすい人類の悩みを切り口に

本当に必要な「自己理解」のやり方を、教科書のように丁寧に教えてくれる

そんな本がこの『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』です

私もこの本を教科書がわりに使って「自己理解」を実践しました

様々なワークが提案されているので、一人でも「自己理解」を実践しやすかったですね

また、この本をきっかけに「自己理解」のパワーを実感することが出来たので

他の関連書籍も取り入れて、更に自己理解を進めることができました

それでは、ここから

本書の内容を見ていきましょう

==============

まず著者は

本書のタイトルにもある「やりたいこと」という言葉について

取り扱いの注意をいくつか提示しています

というのも

「やりたいこと」というのは

かなりフワッとしていて

定義のあいまいな言葉です

また

「やりたいこと」という言葉と似た表現として

「人生の軸」「自分軸」「自分らしさ」などもあります

これらの言葉も曖昧で、定義がはっきりしないものですね

こうしたあいまいな表現は

人によってはその捉え方が異なるかもしれません

なのでまずは

本書における「やりたいこと」のイメージを固めておきましょう

まず著者は

こうしたものは本書でいう「やりたいこと」ではないとして

いくつか例を挙げています

例えば

「お金を稼ぎたい」

「世界から貧困をなくしたい」

「YouTuberになりたい」

「起業したい」

「丁寧な暮らしがしたい」

「ギターを弾いてみたい」

「人と話していたい」

こうした

「○○をしたい」や「○○になりたい」というモノは

1つの要素にはなるものの

それだけでは、本書でいう「やりたいこと」にはなりません

著者は

本書でいう「やりたいこと」を定義するために

2つの公式を用意しています

まず1つ目の公式は、この図で表されます

この図にある通り

「好きなこと」

それから

「得意なこと」

その重なった部分

それが

「やりたいこと」ということです

なので、この公式でいえば

先ほど例に挙げたような

「○○をしたい」や「○○になりたい」というモノ単体では

本書でいう「やりたいこと」には当たらないということですね

もう少し、この図について詳しく説明しましょう

まず

「好きなこと」ですね

これは「情熱」とも言い換えられます

著者はこの特徴として

・興味があってもっと知りたいと感じる

・なんで?どうすれば?という問いが湧いてくる

という風に述べています

そして

そこに「得意なこと」を掛け合わせます

得意なことは「才能」

あるいは「特性、性格」という風に言い換えることも出来ます

この「得意なこと」の特徴を挙げると

・やっていて心地いい

・ストレスがない

・仕事でなくても自然とやっている

・頑張らなくても無意識にやっている

こうしたものが

「得意なこと」の要素として挙げられるそうです

これが本書の第一の公式

「好きなこと×得意なこと=やりたいこと」です

ココまでは大丈夫ですかね?

ここから

著者は

この公式をもう1段階進めて

「本当にやりたいこと」を定義する第二公式を用意しています

それが著者の提唱する「自己理解メソッド」でもあります

その第二公式は…

コチラです

先ほどの第1公式は

「好きなこと×得意なこと」でした

そして第二公式では

そこに「大事なこと」が追加されています

そしてこの3つの要素が重なる部分

それが「本当にやりたいこと」ということです

なんとも分かりやすいですね

最初は

難題だと思っていた「自己理解」ですが

この公式

「自己理解メソッド」によって

分かりやすい3つの要素に分解できました

なので

「自己理解をしよう」という時には

この3つの要素

「好きなこと」

「得意なこと」

「大事なこと」

これらを明確にしていけばいいということですね

そして

本書『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』

の素晴らしいところは

これらの要素を明確にするための

分かりやすーーーい解説と

具体的なワークがいくつも用意されているという所です

私のこれらの解説を理解した上で

用意されたワークを実際にやってみて

自己理解がグッと進んだことを覚えています

それではココからは

これら3つの要素

「好きなこと」

「得意なこと」

「大事なこと」について

もう少し詳しく解説します

==============

まずは「自己理解メソッド」の3要素の1つ

「大事なこと・価値観」から見ていきましょう

著者は、この価値観のイメージとして

「ずっと進み続ける人生の方向」という風に表現しています

他の言葉では「人生の目的」とも言っていますね

この

価値観、つまり向かう方向が分かっていないと

人生に迷いが出てしまうということですね

著者は

「自分がどこに向かっているか分からずに走り続けるのは

ハムスターが滑車を回すのと同じようなもの」と例えています

頑張って生きているつもりなのに

全然進んでいる気がしないということですね

また

著者は価値観について

「刷り込まれた価値観」に気を付けようと注意しています

自分の価値観を問う時

例えば「どう生きたい?」と問いかけると

「こう生きるべき!」というように

「べき思考」になってしまうことがあります

これが「刷り込まれた価値観」ですね

そうなってしまうのには

仕方ない部分もあります

というのも

人は生きていくうちに

たくさんの経験を通じて学習し

その過程で様々な価値観が刷り込まれていきます

親の価値観

学校や友人から得る価値観

社会から刷り込まれる価値観

大人としてこうあるべきだ

変なことは出来ない

そうして周囲の期待に応えているうちに

刷り込まれた価値観が

自分を支配してしまいます

なので

「価値観」は丁寧に自問自答しましょう

「本当に、自分はそれが大事?」と問いましょう

その際には

頭で考えるのではなく

紙に書き出すことが有効でしょう

これは、先に開設した「本当にやりたかったことをやりなさい」の

モーニングページやジャーナリングと同じですね

本書のワークは

簡単には答えが出ないものも多いので

是非ともノートを準備して取り組むと良いでしょう

さて

この「大事なこと・価値観」を明確にする際に

抑えておきたいイメージがあります

それは

価値観には「内外」つまり

「内側」に向かう価値観と

「外側」に向かう価値観があることです

内側に向かう価値観は

「自分の人生の目的」

あるいは「生き方」と言えるかもしれません

簡単に言えば

「どう生きたいのか」ということですね

何を大切にして生きていきたいのか

どんな自分で在りたいのかということですね

そして

外側に向かう価値観

それは

「仕事の目的」と考えると分かりやすいでしょう

私は「課題感」という言葉が当てはまると思っています

世の中に対して、どのような課題感を持っているのか

世の中をどうしたいのか、どんな影響を与えたいのか

これが外向きの価値観ということです

この内外2つの方向性

内向きの価値観「生き方」

それと

外向きの価値観「課題感」

それらを合わせることで

「人生の方向」が分かるようになるということですね

本書にあるワークを通じて

価値観がいくつか見えてくると思うので

その価値観が内向きなのか、外向きなのか

それも意識しながらワークを進めましょう

せっかくなので

本書にある実際のワークも見てみましょう

本書のワークは非常に実践的なので

もしも時間があれば

実際に質問に答えてみてくださいね

「今の社会には何が足りないと思いますか?」

このワークは、先ほどの

内向き、外向きで言えば

外向きにあたるかもしれませんね

今の社会に足りないもの、

勿論世の中にはまだまだ課題があると思いますが、

その中でも、自分の目に留まるものを考えてみましょう

目に留まるということは、

自分の中での優先度の高いと言えるかもしれません

世の中こうなったらいいのになあ

と思うことは

自分の中の価値観を通じて

外に出てくるものだと思います

このように

様々な質問を通して

自己理解を進めていく

これが本書

『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』です

本書には他にもワークが沢山あります

そして

それらのワークを進めていくことによって

「共通点」が見えてきます

この共通点は一つのキーワードですね

少し説明しましょう

例えば

価値観について考えるとしましょう

1つのワークだけだと

何となーーく分かるだけ

自信をもって「私の価値観はこうです!」とは言えません

自信をもって言い切るには

それだけの根拠、つまり「証拠」が必要です

「私の価値観はこうです」と言えるような証拠をたくさん用意する

そのために用意されたのが本書の沢山あるワークです

自分の中にある様々なエピソードを思い出す

そこにある感情を拾い集めていく

そうして

そこから見出される「共通点」が見えてくれば

自信をもって

「私の価値観はこうだ!」「私の才能はコレだ!」

そう言えるでしょう

なんとも実践的ですよね

さて、

こんなようにして「自己理解」を進めていくのが

本書「世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方」です

先ほどお話ししたように

本書での自己理解メソッドは3つの要素で構成されます

早速、次の要素も見ていきましょう

==============

②得意・才能

次に見ていくのが「得意なこと」です

著者は

得意なことが分かっていないと

苦労する、間違った努力をしてしまい、

結局成果に繋がらないと言っています

著者の例えとしては

「自分が魚なのに空を飛ぼうとしている」と例えています

魚なら泳いだ方が良いのに、鳥に憧れてしまう

陸に上がって効果的ではない努力をしているというイメージですかね

まあトビウオは例外なので無視しましょう、あれは素晴らしいバグです

さて

本書における

「得意なこと」の定義を確認しましょう

本書での「得意なこと」の定義は

「成果を出すために使える無意識にしてしまう思考・感情・行動のパターン」

のことです

ここでは

「無意識」というのがキーワードになります

一つ

本書での例があります

実際にやってみましょう

「目の前に紙があると思って、空中で自分の名前を書いてみて下さい」

どうですか?かけましたか?

さて、質問です

その名前、どちらの手で書きました?

そうですよね

おそらく「いつも書いている利き手」で書くでしょう

そうです、

これが「無意識」ということです

こんなことをやると

「え?そんなことが得意なことになるの?」

「馬鹿にするんじゃないよ!」

と思うかもしれませんね

まあ確かに

利き手で書くというのはあくまで例え話です

ですが

ここで押さえてほしいことは

「無意識にやっている事」というのは

自分で気付くことがとても難しいということです

得意なこと、あるいは才能というのは

自分にとっては「当たり前」なことです

中には小さな「クセ」などもあるかもしれません

そうした

「無意識にやってしまう」

「ついついやってしまう」

「クセになっている」

これらに気付くことが

「自分の得意なことを知る」

その糸口になります

あとでそのワークも見ていきますが

少し例を見てみましょう

例えばこんな感じです

「ついつい整理整頓して整えてしまう、トランクに詰めるのが好き」

「いつも他人の気持ちを考えてしまう、何考えてるかを考えてしまう」

「検索するのがクセで、調べないと気が済まない」

「無駄が嫌いで、ラクして効率よくすることばかり考えちゃう」

「同じことの繰り返しが嫌い、飽きっぽい」

こんな感じですね

まずは

こうした「自分の無意識」「自分のクセ」を見つけましょう

なお

この考えは『DarkHorse』の

「小さなモチベーション」という考え方にも繋がります

この本も「自分の特性を生かす」という点ですごく良い本なので

興味があったら読んでみて下さい

こうした、

自分にとっては当たり前で

無意識にやってしまう

そうした「自分にとっては当たり前」の中には

一見すると短所なモノもあるかもしれません

ですが、

短所も見方次第では長所になります

「リフレーミング」と呼ばれる考えですね

フレーム、は枠という意味なんで

リ、つまり枠を付け替えることで、見栄えが違う

ココから

捉え方次第では、一見悪いものも良いよう見ることが出来る

という考えです

自分の中の長所のタネ、

自分の中で飛び出ているものがある、

そういうモノは

比較優位になります

この比較優位は

すごく良い考え方なので

ぜひ知っておいてほしいですね

経済学の用語なので解説を置いておきますが

まあ、簡単に言えば

自分の中で一番得意なことをやることが

一番有利だよ、ということですね

周りと比べるのではなく、

自分の苦手なことを嫌々やるのではなく、

自分の中で一番得意なこと

それに集中して活動する

自分が苦手なことは他人に任せる

そうすることが

世界にとって一番効率がいいよ

というような考え方です

特に分業がすすんでいる現代では

頭の片隅に置いておいてほしい考えですね

話を戻しましょう

本書では

まず「自分の無意識の癖を知る」「ついついやってしまうことを知る」

そこから、自分の得意なことを知る

そして、

その長所に合ったスキルや知識を身に付ける

それに沿った実現手段を探す

こうした手順を取るといいと言っています

ここでポイントになるのは

スキルや知識と得意なこと、才能は違うということですね

先ほど話したような

癖や性格・気質などは比較的に先天性のモノです、

それらは後から変えるのが難しいもので

人それぞれが固有で持っているものでしょう

それに対して

スキルや知識は後天的、

つまり、あとから身に着けられるものです

なので

まずは自分の才能、つまり性格やクセを知る

そしてそれに合ったスキルや知識を身に着ける

自分に合った実現手段を探す

この順番が良いよということです

著者の分かりやすい例えにポケモンの例えがあります

例えば

あなたは水タイプのポケモンだとしましょう

そういうような性格、考えの癖を生まれ持っているということですね

そんなアナタは

無理をして草タイプの技を覚えたい、と言います

自分には合ってない

別に好きじゃないし、覚えるのも時間がかかる

たとえ覚えたとしても

上手く使えない、長続きしない

うーんどうでしょう

これはあまり良い手段とは言えませんね

それなら

自分は水タイプのプロになって

困ったら草タイプの仲間に助けてもらう

そうやって弱点を補う方が良いでしょう

現実でいえば

例えば映画を作るとしましょう

ここでは各自が得意なことに専念してもらいます

私はイラストが得意なので作画をやります

私は対人業務が得意なので広報をやります

私は音楽が得意なので音楽を作ります

こうして各自が得意なことを分業して

1つの作品が出来る、そんなイメージですね

何となく

「得意なこと」のイメージはできましたか?

ココから

少し実際のワークを見てみましょう

そうすると、

より具体的に「得意なこと」が分かると思います

こんな感じですね

中でも好きなワークは

「最近イラっとしたのはいつ?」

「なんでそんなことも出来ないの?と思ったことは?」

という質問ですね

この質問は

結構効果的に「得意なこと」を見つけられる気がします

周りの人に対して

「なんでそんなことも出来ないの?」

と思うということは

逆に言えば

「自分にとっては、それは当たり前だ」ということです

そうした

意識しないと分からない「当たり前」それに気づくことが

自己理解にとっては大切だと思うので、

そういう意味では、この質問はすごく良い質問ですね

他にも本書にはたくさんのワークがあるので

是非とも実際に本を読んで、

色々なワークに取り組んでみて下さいね

==============

③興味

最後3つ目の自己理解に必要な要素

それが「好きなこと」

つまり「興味」です

本書での「好きなこと」の定義は

「興味・好奇心を感じる分野」のことです

他の言葉で言えば

「情熱」や「熱狂」と言ってもいいでしょう

この「好き」にも幅があると思います

この中でも分かりやすいのが

著者も表現にもある「好奇心」です

というのも

好奇心には2種類あります

これについては「イアン・レズリー」さんの『子供は40000回質問する』が詳しいですね

この本もすごく良い本です「好奇心の領域」とか「情報の空白」とかは素晴らしい考えです

この本から少し言葉を借りて「好奇心」について説明しましょう

まず

好奇心にはいくつか種類があります

その中でも大きいものが

「拡散的好奇心」と「知的好奇心」です

「拡散的好奇心」はあまり聞きなれないかもしれませんね

拡散的とあるように

飛び散る、広がる、そんなイメージをもって下さい

この拡散的好奇心は

赤ちゃんの頃から備わっているもので

説明するとすれば

「真新しいものすべてに引き付けられる」という好奇心です

目に付いたものが気になる

あれはいったい何だろう

そうして目まぐるしく興味の対象が変わる

興味の方向性がバラバラである

それが「拡散的好奇心」です

この「拡散的好奇心」は

本書『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』

における

好奇心とはおそらく異なります

本書における好奇心とは

もう一つの好奇心

「知的好奇心」を指すものだと言えるでしょう

「知的好奇心」

この言葉は耳にしたことがある人もいるかもしれません

先ほどの拡散的好奇心は方向性がバラバラな好奇心でした

知的好奇心はそうではなく

「ある方向へ集中して積み重なる」という好奇心です

より深く

より階層的に

もっと知りたい、知らずにはいられない

そういった好奇心が「知的好奇心」です

この「知的好奇心」の特徴としては

知れば知るほど、もっと知りたくなるという点です

10を知り100を知り1000を知る、

知的好奇心には中毒性があるので、

どんどん調べてしまう、

そうして気付いたら知識が積み重なっている

その分野の「オタク」になっている

というイメージが分かりやすいでしょう

この知的好奇心は

「知識を積み重ねる」という点において

素晴らしいパワーを発揮します

これについては

本書『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』でも書かれており

「お金のために働いている人は、好きで働いている人にはかなわない」

という風に著者は言っています

好きなことなら夢中で続けられる、走り続けられる

でも、興味のないことについては、たとえ短距離では頑張れても、

そのうち息切れしてしまう

夢中は最強のモチベーションである、そんな風に言っています。

この最強のモチベーションを活かすことが大事だよ、

ということですね。

もしも

今のあなたが何かのオタクであれば、

それは本当に素晴らしいことです

心から「私はこれが好き」と言える

そんな出会いがあったことに感謝しましょう

ですが、中には

自分の好きなことに自信がない

何が好きかあんまりはっきりしない

そういう方もいると思います

そんな人のためにも

著者はいくつかワークを用意してくれています

まずは、

ちょっと好きなことや

これまでにハマったことで良いので、

いくつかリストアップしてみましょう

そして

それらに対して

「それのどこが好きなのか」「どの部分が好きなのか」

「それを好きな理由」を考えてみましょう

本書では

野球をするのが好きな人の例が出ています

野球の何が好きなのか?

チームプレイが好きなのか

能力をコツコツ高めるのが好きなのか

戦略を考えるのが好きなのか

こんなように

「野球が好き」と言っても

どの部分が好きというのは人によって異なります

そして

次は「共通点」を探します

先ほどの「好きなこと」「ハマったこと」のリストについても

同様に「好きな理由」を整理してみましょう

そうすると、

その好きな要素の中に「共通点」が見えてくるかもしれません

1つの理由やエピソードでは弱くても

「○○が好き」という要素が重なると

自信をもって「○○が好き」という風に言えるようになります

私の例で言えば

「遊戯王」「Apex」「アフリカ研究」「バスケコーチ」「人生研究」「キャリアコンサルタント」など

色々なことにハマってきたのですが、

それらの「共通点」としては

「攻略」や「最適解を出す」

あとは「可能性の発揮」などの要素がありますね

こうした

「自分の好きな要素」「ハマる要素」が分かっていれば

今後の人生においていくつもある「選択」に直面したときに

「自分が好きそうなもの」

「自分がハマりそうなもの」を選択しやすくなるわけです

そして

もっと言えば

自分がハマったモノの先には、

膨大な知識と経験が手に入ります、

「好きのパワー」「知的好奇心のパワー」

は是非とも活用してほしいですね

本書では他にもいくつか

「好きなこと」を見つけるためのワークが用意されています

「私の好きなことって何だろう…」という方は

是非とも他のワークもやってみて下さいね

==============

さて

これによって

『自己理解メソッド』の3つの要素

「好きなこと」

「得意なこと」

「大事なこと」

が分かりました

つまり

「本当にやりたいこと」を見つけるための

要素が揃ったわけです

中には

その3つが重なる部分に

「本当にやりたいこと」がパッと出る人もいるかもしれません

ですが

まだはっきりしていない人もいるかもしれません

そんな方に対して著者は

「やりたいことは仮説でいい」という風に言っています

というのも

「やりたいこと」はさておき

ここまでのワークによって

自己理解は出来ているはずだからです

仮に

「これがやりたいことだ!」

と思ってやってみたとしましょう

でも、実際やってみると

何か違う、ズレているなあ、

と感じるかもしれません

どんな超人でも

百発百中というのは難しいでしょう

とりわけ変化の激しい現代では猶更難しいことです

なので

仮説検証して修正していく

試行錯誤が必要にあります

そして

ここで自己理解が出来ていれば

そこから修正していけます

まず

自己理解が出来ていれば

一投目をイイ感じのところに投げられるでしょう

ここで的を見てみると

まだ中心からズレている感覚がある

なので

自分の中心に向かってズレを修正していく

そうした方向性を持った試行錯誤が出来ます

ですが

「自己理解が出来ていない場合」

これはどうなるでしょう

目の前には的もなく

目安もないわけです

そんな状態では

目をつぶって的を投げているのと同じで

自分に合った場所、自分の中心には上手く当たらない

そして

そこから修正することさえ出来ないというわけですね

これでは

自分の中心、つまり「本当にやりたいこと」をやる

あるいは

「自分らしく生きる」ということ難しいでしょう

「自分らしく生きる」

本書『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』のタイトルにもある

「やりたいこと」

実はその裏にあるのは

「自分らしく生きる」ということです

様々な自己理解のワークを通じて、

自分について分かるようになる

何となくでも「やりたいこと」の方向性が見えてくる

そうしたら

後はそこに向かって試行錯誤を繰り返すのみです

もちろん

時にはお金や成果がついてこないこともある

競争があったり運が必要だったりすると

勝てないこともあるかもしれません

ですが

その過程で「自分らしく生きる」というところには

徐々に近づいていけます

自己理解によって分かった的を頼りに

軌道修正をしながら進む

自分の興味にあった選択が出来ていれば

モチベーションも湧くでしょうし

自分の得意にあった選択が出来ていれば

成果も出しやすいかもしれません

自分の価値観にあった選択が出来ていれば

心の迷いもなく自信をもって進めるでしょう

そうして

自分に嘘をつかず

自分の特性に合わせて

自分らしく生きていく

それが本書

『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』に込められた

著者の考えだと思っています

著者は本書の中で

「自分らしく生きられたら成功」

「その上、結果も出れば大成功」だと言っています

結果を出す

というのはまた違った努力や工夫が必要かもしれないので

それについては他の本が参考になるかもしれません

少なくとも

本書『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』は

自分らしく生きるために重要な「自己理解」を

大きく進めてくれます

この「自己理解」が出来ていれば

この先の人生を方向性をもって迷わずに

自分らしくイキイキと生きていけます

もしも

「今自分が何をすればいいのか分からない」

「自分の人生がイキイキとしていない」

そういう方がいるのであれば

是非とも「自己理解」に取り組んでみましょう

本書『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』は

そういった方にとっては

素晴らしい教科書・入門書です

是非とも、自分で読んで、

そして

用意された沢山のワークをやってみて下さい

きっとアナタの人生も良くなるはずです


=============

以上

「読んで明らかに人生が良くなった本」その⑤でした

本動画で「読んで明らかに人生が良くなった本」シリーズは終了です

再生リストのリンクを概要欄に張っておくので

他の動画も気になった方は、ぜひとも見てみて下さいね

この動画を見た人の人生が

少しでも良くなっていれば

この動画を作ったかいがあります

今後も

「見た方の人生を良くする」

「良い人生とは何か研究していく」

そうした発信活動を続けていくので

応援していただける方は

チャンネル登録、高評価を

よろしくお願いします

最後まで、ご視聴ありがとうございました

シリーズをやり遂げた自分にも拍手!

それでは、以上!導師真ショウでした!

またね~

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