ノートいっぱいに「死にたい」と書いても死ねない。
さて自分の話をします。
2月〜3月上旬頃までひとりで落ちるところまで落ちて全力でしんどい人になっていました。
一日何をするでもなく横になっている日もあり大好きな読書には集中できず絵を描くことも出来なくなってしまいました。
自然と人と会うことも減り、外に出るのが怖いと感じ、自分の用事で外出するのも一苦労でした。
人と顔を合わせて会話をするのが怖い。役場や銀行などでの待ち時間が恐ろしく動悸がする。極力家族とも顔を合わせたくない。
ずっと携帯やパソコンで自分の症状について検索していたり、自分で自分を傷付けてみたりもしました。
さらには不眠症状も出始め、寝付けない、夜中に何度も目が覚める、また物音にも過敏になり家に居ても落ち着く事が出来ない状態でした。
かかりつけ医からは「元々こういう体質なのかもしれないね」と言われ、そもそも再発だったので体質ということはこれからもこうなる事があるかもしれないの?という気持ちと、でも少し納得してしまった気持ちとがない交ぜになりました。
正直自分のこの状態に関して「完治」はないと思っていて、またそのラインはひどく曖昧です。
今はほとんど回復し、情けない状態ながら誕生日も終え、不安なく外にも出れるし人とも会えます。
人と会って話すことで楽になることもあれば相手の発言に心苦しくなることもあります。ある程度完全にひとりの状態も必要です。
どうしようもないけれどこれが自分なのだと思います。
ノートいっぱいに「死にたい」と書いても死ねない。
そんなことは分かっていましたよ。
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