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ダイハツ不祥事のトヨタ自動車の対応

ダイハツの不祥事を受けて
トヨタ自動車の佐藤恒治 社長は以下の様に語っている。
「もっとダイハツの現場に踏み込むべきだった」
「ダイハツ再建に向けてトヨタからも人を送る」
佐藤さんはダイハツの第三者委員会の調査報告書を読んでいないのだろうか?
要約すれば、トヨタ自動車から出向している管理職が、ダイハツの技術者の計画やリソースの相談にはのらずに、単に計画だけは守るようにと、間違ったマネージメントが不祥事の要因
とまとめていると解釈出来る。
つまりすでに、トヨタ自動車からダイハツには、
多くの人材が送り込まれていたが、それが機能していなかったと言うことでは無いでしょうか?
今回の佐藤社長の発言は
「トヨタ自動車はダイハツの現状を知りませんでした」
「なのでトヨタ自動車は悪くありません」
と言っている様にしか聞こえてこない。
第三者委員会の報告書を生かすのであれば、
トヨタ自動車からボンクラ管理職を送り込むのではなく、優秀な管理職と技術者を送り、これまで通りダイハツの技術風土を生かした開発体制を構築することだと思う。

トヨタ自動車はダイハツを子会社にした時、京都、滋賀にある元々のダイハツの下請けを切り、愛知県にあるトヨタ自動車の下請けにシフトさせたらしい。今回、そこも是正すべきで、やはりその会社の開発体制、生産体制に合致した下請けを充てるべきだと思う。

https://www.sankei.com/article/20240125-7PACD23JUVMCPDCJP7YAY3MROQ/

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