裏食養生〜毒消しから生命の働きを知る〜
今回は、毒消しについて。
いわゆる簡単に説明すると、
食べ合わせです。
この食物と、
この食物を一緒に調理すると、
何故か美味しい!と言ったようなものです。
玄米に、牛蒡を入れて炊くと、
昔ながらの定食屋さんの炊き込みご飯のように、
甘い匂いが漂い、
噛めば噛むほどに、
甘みが口の中に広がります。
逆に、
牛蒡のぶつ切りを醤油のみで煮る際に、
玄米を適当に振りかけて煮ると、
みりんを入れなくても、
甘みが増して、
太い牛蒡であったとしても、
お箸でスッと切れるくらい繊維が柔らかくなります。
これは、ビックリしますよ!
試してみれば分かります。
他に例えば、
ほうれん草という食べ物は、
『シュウ酸』というものが含まれていて、
この『シュウ酸』が、
結石を作りやすくなる。
「ほうれん草のおひたし」なんかを想像していただければ分かりますが、
ほうれん草の上に,必ず鰹節がまぶされています。
ここから先は
4,341字
¥ 555
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?