穀菜食の原点と基本
【宇宙の秩序】
このよのあらゆる現象は、相対立または相補する二つのエネルギーの働きによって生まれます。
その根本的な力は遠心力・陰と求心力・陽であり、万物は陰と陽により一つの秩序を作っています。
陰は中心から外に向かって拡がり、大きくなり、やわらかくなり、軽くなって上昇して、冷たくなり、静かになります。
陽は外から中心に向かって、小さくなり、硬くなり、重くなり、熱を持って動き出します。
陰陽は、無限から生まれ、その陰陽が結ばれ素粒子になりました。その素粒子が凝集して元素になり、元素の集合体が地球となり大地となりました。
そして大地から草が生じて来たのです。この陰性な草が、人間でも動物でも、噛んで噛んでエネルギーを加えて陽性の赤い血にしているのです。
このように、陰から陽が、陽から陰が生まれました。逆に、陰と陰、陽と陽は決して結ばれません。また、陰が極まって陽に、陽が極まって陰になります。
この世は絶えず変化し、ひとつとして恒常の世界はありません。
限りない陰陽の変化、これが宇宙の秩序です。
大森一慧先生 著
これを読んでみていかがでしょうか?
一つ抜けてしまっている視点があることに、お気づきでしょうか?
その答えの明言は、ここでは避けておきますが、このような素晴らしい言葉から、いかに矛盾を見出し、『自分の意見を見出すのか?』それが大切なんだと思います。
この素晴らしい言葉の世界の中に閉じ込められてはいけないのです。この言葉の世界の裏側に必ず僕たちを見放すことなく信じ続けてくれている世界が待ってくれています。
それは健気に。
その世界を見つける日は、そう遠くはないはずです。
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