頭がわるいと言われたら
ちょっとミスリードかもだが、直接表題のことを言われたわけではない。
ただ、このように意訳してしまう出来事があった。
キッカケは先輩とのミーティング
ある案件での振り返りで下記のような指摘を受けた。
抽象的な言い方が多くない?
ふわっとした意見が多い
結局、何を言いたいのか分からない
他の方から聞き返されることが多いのでは?
ものごとの解像度が低い
自分の考えを疑ったりはしない?
このままでは今後仕事をしていくのは大変だろう
先輩の話し方はとても丁寧ではあったが、ストレートに言うと「お前は考えが浅はかなのでもっと考えろ」ということだろう。うっすら自覚していたが、人から指摘されると絶望的な気持ちになる。特に辛いのは、「だったらどうすれば良いのだろう」という対策の見えない不安さが膨らむことだ。
頭がわるいは改善できるのか
寝坊が多いのなら生活習慣を見直せば良いし、仕事の抜け漏れが多いのならスケジューリングやメモの活用で改善できるだろう。
ただ、頭がわるい・要領がわるいとなったとき、どうすれば良いのだろう?もちろん特効薬はないと思っている。日々の仕事を真面目にコツコツ取り組み、小さな改善を積み重ねるしかないのかもしれない。
でもそんなことは20年近くやり続けてきた。
まだ、努力が足りない・努力の仕方が違う・そもそもの考え方が良くない。それもそうだろう。でもまだ分からないんだ。
他人に頼れない自分
答えを知りたい。でも誰にでも当てはまる答えはないだろう。だから人にも相談できない。いや、相談すること自体が、自分の劣等感を曝け出すようでできない。藁にもすがりたい気持ちがあるくせに、小さなプライドが人に助けを借りようとする行動を阻害する。結局は袋小路だ。
いましていること
自己効力感がなくなり、決断することが怖くなった。何かを決めようと思う度に恐怖感があり、それ故に行動が遅くなった。負のループだ。
自分で考え続けても何も変わらないだろう。むしろ悪化するだろう。
先輩のとのミーティングの場で出た「解像度が低い」というワードをヒントに「解像度を上げる」という本を読み始めた。とても良い本だと思うが、本を読んだだけでは何も解消しないだろう。この先も何も変わらないかもしれない。わるい頭は良くならないのかもしれない。このブログ内容自体も解像度が低く、頭がわるい内容なのかもしれない。
でも、私と同じような感覚を持つ人は多いのではと思う。知らんけど。
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