夫と息子の親子ゲンカからのフジコ・ヘミングさんのピアノ鑑賞。
2024年5月19日(日)くもりのち雨
今、フジコ・ヘミングさんのピアノを聴きながら、これを書いている。
若い頃は「週末はどこかに出かけたい」という気持ちがあったが、最近は夫も私も疲れていることもあってか「週末はのんびり、日頃の疲れを癒したい」という気持ちが強く、実家に行く以外はのんびり過ごすことが多くなった。
あ、ここまで読んでくださった方。
私のnoteは、徒然なるままに書く日記ですので、Easy Readingの内容でもよろしければ、引き続きお読みください。
遊びに来てくださってありがとうございます :D
昨晩は夫が夜遅くまで仕事をしていた。私は先に寝てもよかったのだが、眠くならなかったので起きていた。起きていて何をするかというと、最近は任天堂スウィッチで「Splatoon3」というゲームをするのが楽しくて〜インクで色を塗っていると、私の中のストレスがインクと共に消えてくれるような気がして〜一人で遊ぶ。
Splatoonは、息子の友達がハマっているゲームだったので、便乗してダウンロードしたはいいが、どういうゲームなのかを理解するために私も少しプレイしていたのだが、最近では息子のレベルも追い越すほど腕があがってしまった。(それなりの時間を費やしているということ・笑)
まあ、Splatoonは置いておいて、今日の出来事、いきましょう。
昨晩そんな感じで遅くまで起きていたので、今朝はのんびり起きた。いつもは6時台にHenryに起こされるが、今日は起こされても眠りたい方が優って、8時頃に身体を起こした。
そこからHenryの朝ごはんをサーブし、そのうち夫が起きてきたので、ヨーグルトとコーヒーをサーブしたら、自分のことが後回しになった。まぁ、実際私はあまりお腹が空いていなかったので、喉を潤すための蜂蜜入りのヨーグルトと野菜ジュースを摂っただけなのだが。
そこから、明日(5月20日)正式デビューするNEXZのデビュー曲のTeaserを見てニヤニヤしたり、夫と一緒にプロジェクトXを観たり(明石海峡大橋の回)、Henryとおしゃべりしたり。洗濯や料理、食器洗い、掃除の合間にそんなことをしながら、日曜を過ごしていた。
いつも思うのだが、私はシュフではあるけれども、週末は私だけが家事しなくてもいいんじゃないか=誰か気がついてくれた人がやってくれてもいいんじゃないかと。しかし、我が家の男性陣はあまりそういうふうに思わないらしい。とはいえ、私も心の中でそう思っても口に出すほどではないので、そこまで不満でないのかもしれない。
- 今はフジコさんのラ・カンパネラを聴きながら書いている。
フジコさんのピアノは本当に好き。夢中にさせてくれて他のことはどうでもよくなる力がある。
さてさて。今日の出来事に再び戻ります。
夕方はHenryの希望で、ご近所にあるKUA'AINAに行った。そこでの私はパンケーキとフレンチフライ、ドリンクのセット。夫はコブサラダとフレンチフライ、Henryはパインバーガーにフレンチフライ、ドリンクをオーダーした。パンケーキは普通に美味し買ったが、それよりも私はここのフレンチフライが好きで「私、ここのフレンチフライが一番好きなんだよね」と言ったら、夫は「脂っこいよねぇ?」と言いつつもバクバク食べていたので「ふん、じゃあそんなに食べなければいいのにさ」と思いつつも、彼の言葉をスルーした。
その後、夫が本屋に行きたいというので、夫には好きなように過ごしてもらい、私はHenryと一緒に本屋の中をうろうろした。
Henryは日本語は喋れても、読み書きはまだまだで、本をすらすらと読める程度ではないので、つまらなそうだった。そんなHenryを楽しくさせようと、あちこち何か良いものはないかと探すが見つからないので、ふと目に入ったNHK中国語講座のテキストを手にして、少しだけ齧った中国語を思い起こして文章を読んでみせた(Henryが興味を示すかなと思い)。そうすると、Henryは僕の方が上手く読めると言わんばかりに私からテキストを取り上げ、読み始めた。実際私より発音は綺麗なので、「うん、やっぱり君の方が発音上手だね」と言いながらも、彼がこれに飽きた後、次に楽しめるものはないかと目を泳がせた。
そうこうしているうちに閉店の時間を知らせる音楽が流れてきたので、ホッとしながら夫を促して家に向かった。
家についたのは20時すぎだった。
Henryは夫と任天堂スウィッチで「FC24」というサッカーゲームをしたいというので、二人はテレビ画面の前を陣取った。私はカウチに座り、airpodsをつけ動画を見たりと自分の時間を過ごしていた。
21時になったらHenryがシャワーを浴びることになっていたので、彼らがゲームが終わったような動きをしたこともあり、airpodsを外すと、夫とHenryが何か言い合いをしている。
Henryは、あまりゲーム馴れしていない夫にやり方を教えるが、夫の操作がイライラし、それが表に出ていたそうだ。それを(夫なりに)察した夫は「僕と遊びたくないなら、自分の好きなゲームすれば」と言った。だが、それが、さらにHenryを刺激した。
わかりにくいかもしれないが、Henryは、夫がうまく操作できないことに対してイライラしたのではなく、うまく操作できないことにイライラした自分にイライラしたそうだ。そんなあほな、と思ったが、Henry曰く、そうらしい。
「そうじゃないだよ!」とHenryが言った。
夫が彼の本心を掴んでいないことに対し、イライラを発した時に、夫は、それが自分に対してのHenryの怒りと受け取って激情してケンカに繋がった。
「お父さんは僕のこと、全くわかってないだよ!」という文法的にちょっとおかしい日本語を絞り出した声で言いながらワンワン・ヒクヒクしながら泣いた。夫はこういう時に「もうやってらんない、いいよ」と言い捨て、その場を離れようとしたが、私はそれが気に食わなかった。子供が泣きじゃくって訴えているのに、途中で放り出すってどういうことなのさと。
「ちょっと、あなた(夫)のストレスもわかるけど、途中で放り出さないでよ。子供の気持ちを収めてからにしてよ」
放り出してどこかに行くのが正解なのかどうか、そんなことはどうでもいい。私は子供との間にいざこざがあったら、途中で放り出すにはまだ早い(Henryの年齢的も精神的にも)と思っている。Henryと言い合いをした時は、結論が出るまでは放ってはいけない気がしているのだ。
彼らが口論している最中、21時になったので、夫は「僕の顔を見たくないのなら、僕は行く。お前も早く寝ろ!」と強い語気で言った。私はまたここで「自分の子供であっても、お前という言葉は使わないで!」と横から入った。何故なら「お前」という言葉が好きではないし、Henryへの日本語教育的にもあまりよくないと思っているからだ
まあ、そんなこんなでもHenryはまだヒクヒク泣いていたので、「明日も学校だし、シャワー浴びて、もう寝ようか?」と声をかけた。Henryは「うん」と声は出さないまでも、コックリとうなづいて見せたので、バスタオルを用意して渡した。シャワーを浴びながらHenryが大泣きしている声が聞こえてきて胸が痛んだ。寝る前にそんな気持ちになってかわいそうだった。
シャワーを浴びて出てきたHenryは、まだ泣き顔をしていた。私はいたたまれず抱きしめて「大丈夫だからね。お父さんもきっとわかってるよ」とHenryの頭をポンポンと叩きながら慰めた。
いつもなら、Henryは一人で自分の寝室に入り眠りに入るが、今日は、彼の気持ちがいいところに収まっていなさそうだったので、一緒に彼の部屋まで行った。そして、二人でベッドに横になり、話をした。
「お父さんと一緒に楽しくサッカーゲームしたかっただけなのに。僕はバカ。お父さんと楽しくできなかったから、I wasted my timeだよ。自分だけで遊べばよかった」
とHenry。
「そんなこと言ったって、自分の今の感情は自分の行動からきているよ。君のEmotionもFutureも君自身が作る。誰かが君に何を言っても、それは関係ない。自分がそれをどう自分の中でhandleするかだよ」
と私。
まあ、こんなこと9歳の子供に言っても解らないかあと思いつつも、一方で、解ってくれるといいなと思いながら伝えた。
そして、
「君はGrade 4になった今頃はどんなPersonになっていたいの?」と聞いてみた。Henryからの答えは、
「僕の周りにいる人たちをHappyにしたいし、Understandしたい」
とのことだった。
「周りにいる人たちをHappyにしたいなら、まず自分が心からHappyになる必要がある。自分がHappyじゃなきゃ、誰かをHappyになんかできっこない」
これも、解ってくれるか判らないか、とりあえず…。
「うん、お母さん、わかったよ」と、Henryが力のない声で返事した思ったら、すやすやと眠りの世界に入っていった。
そして、私はリビングのMacの前に座り、これを書いているというわけ。
日曜の夜が台無しになったような気もするが、一方で、良かったこともあるかもれないと、これを書きながらそれを見出そうとしている。
フジコさんのピアノを聴きながら。
今、フジコさんは「月の光」を弾いている。
数年前。六本木のレストランでお姿をお見かけした時、声をかけたらよかった。
さてさて。
今日はこのへんで。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
どなたかいらしてくださっているかと思うと、励みになります。
:)
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