静岡・山梨・神奈川旅行(8/10~11)
今年もこの夏真っ盛りにいつもの面々と旅行してきました。3人の連休が被るタイミングが限られるので暑くても仕方ないんです。
去年の旅行では東尋坊や那谷寺で熱中症の恐怖と戦いヘロヘロになってしまったので、今年はこの記事で予習した内容を踏まえて慎重に行き先を選んでいます。
ちなみに計画立ての相談をした場所が、「負けヒロインが多すぎる!」で一躍有名になったガスト豊橋橋良店でした。それも1話で八奈見さんが最初に居た机とぬっくんが居た机、その間に挟まれる角の机を使ってたんですよ。あの時は自分が居た空間が、まさか数日後アニメに出てくるなんて思いもしませんでしたね。
-1日目-
■直前の体調不良
2日前に持病が悪化して、食欲はないわ腹は下すわで散々な体調に。旅行に出てしまえば改善すると分かっていたのですが、それでも出発の朝まで一切改善しなかったのでかなり迷って、2人とも相談して、色々配慮してもらう形で行くことになりました。
早く下痢止めが手に入ったのが本当に良かったですね。ウエルシアの24時間営業店は偉大。
■白糸の滝
何度か休憩を挟んでもらいながら豊川~富士宮を移動。
滝は湿度が高いので基本的に要注意スポットなんですが、標高が500m近い地域なのもあってかここはちゃんと涼しいんですね。長々と遊歩道を歩き回らなくてもいい構造なのも夏向き。
陽射しはそこそこ強いので今回から用意した帽子が活躍。ワークマンで買ったいかにも暑熱対策な見た目のハットです。
■道の駅 朝霧高原
ここに寄ってソフトクリームでも?という予定だったのが、意外といい時間だったので昼食。まだ体調不安があったのでシンプルなかけうどんに留めました。
■鳴沢氷穴
夏でも氷が溶けないレベルで冷えるので、こんな夏にはそれはもう大人気です。故に待ち行列も長くなるんですが、これだけ高地に来ると何もしなくても外がそこそこ涼しいんですね。なので待ち時間も全く苦になりませんでした。
そして洞窟内は涼しいを超えて寒い。想像以上の冷気だった……と思いながら氷穴を出ると、今度はさっきまで涼しく感じていたはずの外気が暑いんですよ。何だか本末転倒的なモノを感じはしたものの、こういう経験は他じゃできないので良いですね。
■河口湖
道の駅かつやまに車を停めてちょっとだけ見ました。本当に数分だけ。
この辺りから明確に体調が改善してきてました。
■小田急NSE保存車両
開成第2公園にある通称ロンちゃんですね。小田急に乗ったとき車内から見たことはあれど、じっくり見られる機会は初。
現役時代を見ていないので子供のころに買ってもらった本でしか知らない形式、そういう方が憧れがちじゃないですか?
この横で開成駅を発着する小田急電車を見ると、関東に来てるんだな~という実感が湧いてきます。こっち方面はもう随分ご無沙汰だったし、過去の関東入りは毎回鉄道だったので最初に出会う関東っぽい電車が小田急って状況起きないんですよね。だから不思議な感覚。
■小田原城
ここの天守は内部が博物館化されているので、急な階段で体力を使わされることもなく、冷房も入ってて夏向けのスポットです。展示はある程度歴史の知識がある人向けという感じで……3人とも分からずw
5階が展望フロアなのも嬉しいポイント。起伏が多い神奈川らしい地形が見えます。
■レストラン岩沙参
あまり細かく調べずに向かったんですが、想像の3倍くらい気合い入った食事が提供されて驚き。盛り付けも凝ってて華やかでした。(なのに写真を忘れた)⇒スマホにありました
■湯河原温泉
今晩は「ホテルあかね」にお世話になります。
近年リニューアルしたらしく館内はエグいくらい綺麗です。部屋も今までこの3人で来た宿の中でトップクラス。価格はいつも出してるのとそう変わらないんでラッキーでした。
お風呂は2階と3階が22時を境界に入れ替わる方式。2階は夜景がよく見えて、3階は露天風呂があるので手間でも2回入らないと勿体ないです。以前あわらグランドホテルで何回かも数えられないほど出て入ってを繰り返したのに比べれば2回なんてもう全然。
今まで旅行では湯河原は電車で通り過ぎるだけでした。このホテルからも発着する東海道線が遠くに見下ろせます。その東海道線、E231系とかE233系とか愛知県民からするとやっぱり都会の電車すぎるんですよねぇ見た目。東京から4扉ロングシートの電車1本で来られるところにこんな温泉地……まあ実際来る人はグリーン車だと思いますが。
-2日目-
■続・湯河原温泉
体調不良で昨日まで睡眠の質もガタ落ちだったのが嘘のように快眠。もう気になるところはなく、健康を取り戻しました。期せずして湯治に来たみたいになっちゃいましたね。
湯河原温泉と言えば文豪がよく訪れたってのは知ってたんですけど、よく調べると「逗留」ってつまりカンヅメのことですね……?マケインで出てきたネタだけになんともタイムリー。私は目が輝かない側の人間です。
■真鶴半島遊覧船
暑さに苦しまない観光の一手として遊覧船を挙げたものの、ここは外海を走る船なので今度は船酔いのリスクが出てきます。なので酔い止めを買ったんですが、これ結果2日とも薬を買うところから始まってますね……。
思ったより揺れなくて酔いとは無縁でいい景色を見られました。しかし進行方向に背を向けるのはヤバそうな気がして、それを徹底的に避けたので船の後ろにカモメがついてくる光景はほとんど見られず。
■大観山展望台
真鶴の港から一気に標高約1000mの展望台へと向かいました。この曲がりくねった山道も酔い止めが効いたようで。買うときそこまで考えてなかったんでありがたい副産物です。
陽射しは厳しいものの風はとっても冷涼でここもさすが高地でした。富士山は曇って見えないけど、眼下に芦ノ湖が見えるのが良いですね。
時間も丁度いいのでここで昼飯。「ダムトラックスカフェ」のカレー、美味しいけど地味にすごく辛い。
■三島スカイウォーク
神奈川・静岡県境から三島へと下っていく途中にあるデカ吊り橋。その長さなんと400m!
これを往復したので800m歩いたことになります。普通の道ならそれくらい造作もないわけですが、吊り橋なので揺れの影響で歩き方が段々おかしくなって、橋を渡り切ってもまだ揺られてる感覚が残るんですね。これは本来真鶴の遊覧船で起こっていたべき現象のような……??
あとソフトクリームがめちゃウマかったです。
■沼津港深海水族館
今日は屋外の観光が多くて大変なので、待望の屋内……!
のはずが待機列が屋外に形成されてるじゃないですか。高温多湿の地域に戻ってきてしまったのもあり今日一番しんどい。
待機列にミスト噴霧してたけどこの湿度だと逆効果なんですよ。そして何か所か置いてある謎の氷の箱はなに。誰も目も向けないので1個もらって冷やすのに使いましたが……。
展示生物はさすがの独特さでした。普通の水族館とはまるっきり違うので訪れる価値はデカいと思います。
あと売店にあるぬいぐるみが良さげでちょっと買おうか悩みましたね。一時期サメのぬいぐるみが流行ってましたけど、ここのシーラカンスやグソクムシのぬいぐるみも同じノリで置いておけていいんじゃないですか。
ちょうどここにいるとき小倉記念の発走時間が来ました。◎コスタボニータ○リフレーミング各単勝で当たり。残り少ないキングヘイロー産駒が重賞を勝つ瞬間をリアタイで見られてよかった。
■展望水門びゅうお
ここも屋内なんですけど空調の効きが悪いという評判をちょくちょく耳にしてまして……いざ行ってみたら「一部の空調が故障しています」!
それでも正常に動いているところはすこぶる快適でした。その場を離れる気が起きなくて無意味に長居してしまったくらい。
■浜松餃子 浜太郎
帰り際に浜松で高速を降りて夕食にしました。お隣豊橋の民なのに浜松餃子まともに食べたことなかったんですよね。宇都宮はわざわざ行ってまで食べたのに。ニンニクとモヤシの組み合わせっていいですね。
■余談
去年の反省で暑さ対策したのは割と奏功したかなぁと思います。
今回はカーステレオの選曲係を任されたのでLOVE 2000を何回も流してました。原曲、とのぴカバーはもとより昆夏美カバーもあるんですね。
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