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映画 新解釈・三國志 を観てきた

基本的には水曜どうでしょうが好きで、大泉洋さんがスキ。で、以前記事でも書いたことあるけど、三國志をネタに、大泉洋主人公で、福田雄一監督が映画を作ったという情報を知った時はすごく楽しみにだった。この動画でそれを知ったはず。

あれから、1年半。その間に各キャラクターの役者さん情報が出てきて、非常に楽しみにしていた。で、今日見に行きました。

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うーん、一言で言うなら「1年半待ったかいはあんまりなかったなぁ。」だった。期待値を上げすぎてしまったとか、事前にちょっと嫌な情報を仕入れてしまったとか。まぁその嫌な情報は、キャラクター情報が出たときに、「ん?それで良いのか?」とは思っていたんだけど、嫌なら作品に出ない、そのセリフは言わないという選択肢もあるはずなので、そこはこれ以上言及しません。

コメディ映画って難しいなと思った。この作品は完全に「笑うための設定とかもセリフで言ってしまう」という、お笑い前提の作品なんですよね。福田雄一監督作品だから、「そういうもんだ」というファンの人もいると思うけど、個人的にはこれが好みに全然ハマらなかった。

福田雄一監督の過去作確認したんだけど、今回同様脚本も担当している作品として、「大洗にも星はふるなり」と「女子ーズ」は映画館で観ていて、どちらも好印象として自分の中にある作品。

新解釈・三國志との違いは、出ているキャラクターたちは、ちゃんとその世界で生きているんだよね。だけど、新解釈・三國志のキャラクターは、その世界で生きていない。映画の作品のキャラクターでしかない。役者さんがそのキャラクターの衣装を着て、セリフを言っているとしか見えず。思い返すと、出ている時間は短かったけど、橋本環奈さんの黄夫人と、山本美月さんの小喬とか、磯村勇斗さんの荀彧、阿部進之介さんの夏侯惇、半海一晃さんの魯粛とかは、変なセリフがないからちゃんとその世界にハマっていたと思う。

ということで、人によるとは思うけど、あんまり素直に「面白かったよ」と薦めたいとは残念ながら思えなかったです。

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