Love Actually

どうも、数日ぶりです。最近暑過ぎて耐えられないので少しでも涼しくなろうと思い、今回は冬の話をしようと思います。

冬といえば。もちろんクリスマスですよね。本来なら冬の寒い夜に一人部屋で凍えながらクリスマスを語った方がエモいんですけどね。まあ夏でもエモいでしょう。こんな無理矢理なことを言うくらいなのでもちろん話のネタを用意しているだろうとお思いの皆様、ご名答。今回も好きな映画について語ろうかと思います。しかし、最近本題よりもこの前置きの方が長いんじゃないかと思いまして。今後気をつけます。

さて、週五で部活でロクに旅行に行けない最悪の夏を過ごす皆様、今からクリスマスモチベを上げていこうということで今回の映画は『ラブアクチュアリー』。クリスマスが近づく中、複数のカップルの恋模様をオムニバス形式に描き、クリスマスイブにちょっとした奇跡が起こる、というような映画。クリスマス感が半端じゃない。私は2月に見ましたが、今日はクリスマスイブなのかと錯覚するほど。そしてやはり、愛っていいね。それに尽きる。世の中にはいろんな形の愛がある。相思相愛もあれば届かない愛だってある。言語や身分の壁を超えた愛だってある。普段は表に出さないけど心の奥には確かに存在している愛。見終わった後、泣いた。みんな人は人に恋し人を愛するのかもしれないけれど、僕は愛が恋しい。それが僕の恋愛。なんつって。

この映画は2000年代初めに作られている。ふわっとした今よりもまだ何かしっかりしたものがあったような時代な気がする。確かにこの映画の恋愛観はステレオタイプで今の世の中には合わないかもしれない。だけど、僕はこの恋愛観が好きだ。自分の中に確かなものが欲しい。僕を社会の外に出ないように繋ぎ止めるもの、それが愛だろう。愛だけは確かだ。(たまに裏切るが。)そう思うと、この世の中に足りないものは愛なのかもしれない。相手への想いやり、社会への想いやり。そして自分への思いやり。なんだか少しずつ足りていない。もう少しの愛で余裕や信頼が生まれて生きやすい世の中になるんじゃないかなと思う。しかし、残念ながらその実現は難しいと思ってしまう。自分の中で確かなものを持つのは難しい。その確かなもので自分が評価されてしまうからだ。自分の評価が悪いことを恐れて確かなものを持つことから逃げているのではないだろうか。

話が逸れてしまった。ぜひともこの『ラブアクチュアリー』を観て愛とクリスマスを感じて欲しい。

ではメリークリスマス。


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