8/7 何もない日

こんにちわ海を売る男のぎんです。日記です

昨日の居酒屋とカラオケオールが体を軋ませる午後。僕はやっと目を覚ました。
辺りを見回すと部屋は散らかっており、服なども出しっぱなしになっていた。ここしばらく部屋を掃除していない。
人1人死んでるじゃないかってくらい散らかっている部屋に向かって「そんなんでいいの？すごくだらしなく見えるよ」と言ってみたけど、何も言い返してこないのでそのまま寝ることにした。

今日は午後イチで神戸とネタ合わせをする予定だったが、夕方からのバイトが入らなかったのでネタ合わせを遅らせることにしていた。

惰眠貪るなら今日か。予定のない日は実はなかなかなくて、きょうはもう寝腐りたい。と言っても動画見たりゴロゴロしてるだけなんだけど。。

「あんたまだ寝てるの？暇なら部屋の掃除でもしなさいよ」イマジナリーワイフ(想像の奥さん)が僕に文句垂れてきたが、久々にゆっくりできる日だから寝させてと言ってベットに入りながらスマホをいじっていると、一通のラインが入る。

同期のあおいちゃんというコンビのミムからだった。
ぼくはお銀之助という名前ではないので反応をせずに一度スマホを閉じた。YouTubeなどを見て1時間経った時、もしかしたらお銀之助って僕のことを言ってるかもしれないと思い返信してみた。

やっぱお銀之助は僕のことだったみたい。
山田ボーイがまた引っかかるが、同じく同期の人間横丁山田くんだろう。
二つ返事で承諾し、ネタ合わせ後に飲むことになった。「ちょっとあんた昨日今日って飲み過ぎじゃない？」僕のイマジナリーワイフは家にいてほしそうだったけど無視した。この2人と飲む時はご飯メインだし、出費もそんなにないと思うよ！イマジナリーワイフにそう呟くと、「やれやれ、どうせ楽しくなって飲んじゃうんでしょ！」呆れながらに言われ、そんなわけないだろ。と言って家を出る。

神戸くんとのネタ合わせが終わり新宿に向かうとまたミムからラインが入る

スペシャルな後輩とはなんだ。どこがスペシャルなのか。気になりながらも楽しみにして集合すると、知らない男が2人いた。

1人は一年目の晴天大成の川島。
もう1人も一年目のさかずきの荒井だった。

面識がなかったのと、名前が曖昧だったので居酒屋までの道中で山田くんに名前わかる？と聞くと、確かコンビ名が四字熟語だったはずというので知ってる一年目の四字熟語コンビ海底金融(全然違う)の名前を出すと、山田くんはそうそう！それそれ！とテキトーなことを言っていた。

話していると2人ともすごく楽しい人だった。川島は屋形船で働いていて、興味深い話が聞けた。荒井は割と臆せず突っ込んでくれるので一緒に飲んでて楽だった。確かにスペシャルかも。

結果僕は予定よりもたくさん飲んでしまった。
5人も芸人が集まって飲むのはなんと愉快なことだろうか。。こんなに楽しい日があるならずっとこのままでもいいかもと錯覚してしまいそうになる。

酔っ払いながら帰宅し、すぐにベッドに入り、風呂も入らずに寝ようとするとイマジナリーワイフが、「ほら見たことか。結局たくさん飲むんじゃない。あんた明日のバイト遅れるんじゃないよ！バイト前支度できないんだからせめて風呂だけでも入りなさい」と小うるさく言っていたので、歯磨きとお風呂だけ入ってやっとこさ僕は惰眠を貪り始めた。