[未来日記]DevFest東北2019in郡山に参加してきた
※この記事は2019年11月17日に開催予定のDevFest東北2019in郡山に参加したらどうなるだろうと予想した妄想記事です。
記事を読んで「何となく興味ある」ってなった人は確実にこんな嘘記事以上の学びとかがあるんで、こちらからすぐに申し込んだ方が良いよ!
準備をしているGDG Tohokuのメンバーをみて。
2019年11月17日、郡山の国際情報工科自動車大学校(通称wiz)で開催されたDevFest東北に参加してきました!
僕自身はGDG Tohoku(Fukushima/Ishinomaki/Sendai)のメンバーではないのですが、dottにはGDGのオーガナイザーが3人もいるので、なんとな〜く、準備している様子も見ていて、ちょっとだけ一般参加者よりも「あいつ、俺のダチ」感を持っての参加です(自慢です)。
特に郡山は先日の台風の被害が大きく、当初予定していた会場が復旧の目処がたたないという話を聞いた時には「えー、これ、中止じゃない?」と思っていたのですが、その会場問題も迅速に解決している様を見て、さらに「あいつ、俺のダチ」感は強くなりました(自慢です)。
優秀かつ魅力的なGDGのメンバーたちが企画運営するイベント。
こんなの楽しくないわけがないですよね。
最初から期待しかないスピーカーたち
今回のDevFest東北のSPEAKERたちは南相馬の中学生である門馬くんを除けば、一応全員と知り合い。
なので最初から「このメンツなら行って損することはありえない」というのはわかりきっていました。
強いて言うなら我が盟友であり、GDG Fukushimaのオーガナイザーであり、dottのCTOでもある清水。
担当しているプロジェクトが佳境を迎え、かなり忙しい日々を送っていることを知っているので彼の体調が心配と言えば心配でした。
が、オープンニングトークで彼とenoguの宗像さんが話を始めた様子を見て、一安心。
先日の台風にも触れながら、GDGとは、DevFestとはどんなものなのかを軽快なテンポで説明していきます。
話の中で出てきたDiversity & Inclusionという考え方。
それがテーマとして掲げられているからこその、今回のDevFest東北のスピーカーはこの人たちなんだな、と納得しました。
清水は絵画修復士でもあるエンジニア、宗像さんはそもそもエンジニアですらない。その二人がオープニングトークを担当するということだけで今回のDevFest東北のDiversity & Inclusionについての期待感は膨らみます。
基調講演〜ランチタイム
オープニングトークが終わると、そのまま基調講演が始まりました。
基調講演は日本IBMの村上明子さん。
その話を一言で言うなら素敵。これに尽きると思います。
事前に公開されていた講演のタイトルは「みんな違ってみんないい -マイノリティが開発の現場でできること-」です。
いつもマイノリティだったと語る村上さんの経験の話は、一度でも自分が少数派になったことがある人、嫌だなーと思ってることを同調したことがある人、そして少数派である経験を持たない人に是非聞いて欲しいな、と思います。
今の時代が、もしかしたらマイノリティである個人がとても生きやすくなる可能性を持った時代なんじゃないかという期待を抱け、そして開発者としての多様性について考えるきっかけになる素晴らしい話でした。
あ、ちなみに基調講演の後にはランチタイムがあり、ここでは郡山の会社が提供のお弁当が振舞われました。うまし。
AI/MLとARの話
さて、次はがっつり技術の話です。
AI/MLについてはGClueの佐々木さん、ARについてはカブクの高橋さんによるセッションでした。
(本当は間にNewHeroSessionが入るのですが、記事の構成上、この2つをまとめさせていただきました)
まずはAI/MLについてのセッションの感想
AI/MLセッションと言っても色々な分野がありますが、この日はAI Robot Carについてが話の軸になっていました。
AIカーとして多分もっとも有名なドンキーカーについては何となく知っていたのですが、AmazonやNVIDIAのAIカーは知らなかったし、そのほかのAIカーについての話の時は「ほえー」って感じでアホっぽい顔になっていたと思います。
話を聞いて感じたのは「AIってもうここまで簡単に作れるものになったのかー」でした。
もともと、我々の生活にはもうAIはガッツリ入っている(例えばgoogle mapsとかね)んですが、AI技術者ではなくても、ある程度の知識があれば(あるいはなくても)その中身に直接関わっていけるってのは魅力的です。
しかも、AIカーってめちゃくちゃ早いからレース大会としても普通に面白そうです。VS人間の大会とかもラジコンレベルならすぐに出来そう。
正直、AIカーってただのオモチャだと思っていたんですけど、その先にある未来を色々と想像させられるテッキーなドリームがもりもりのセッションでした!
Android ARCoreセッションの感想
まずはですね「AR Coreってなんぞや?」ってところから僕はスタートしたんですが、ARCoreってGoogleが提供するARプラットフォームのことでした。
ARってほら、何らかのマーカーを読み取って、その上にCG出すとかそういうあれですよ。
昔、ももクロとアイスの爽のコラボとかで使われたやつがARですね。
でも、その程度のARに対する知識の人には是非聞いて欲しいセッションでした。今のARってここまで進化しているの!?ということがデモを交えながら語られて、もうめちゃくちゃ興奮です。
平面を認識してCGを表示させる部分とか、何というかまさに拡張現実だなー、と。
AR Coreで実装できるもの、それによってどんなことが出来るようになるかという話もそうですが、ARを用いた未来の話などワクワクが止まらないセッションでした!
New Hero Sessionの感想
若者、外国人、若者育成者が主役のセッション。
大きめのイベントで既に活躍している人だけでなく、未来を担う人たちを主役にしたこのセッションを組み込めるのって実行委員であるGDGメンバーの懐の深さですよね。素晴らしい。
ミャンマー人のyuyuさんの日本語能力に驚いた人、多いんじゃないですかね笑
個人的に感じるんですけど、IT業界って教えたがりの人/教えるのが好きな人、割と多くないですか?
悪い意味じゃなくて、僕自身もその傾向あるんですが、このセッションに登壇した3人を見ると教えるという立場に甘んじて自分の成長を諦めたり、何となく教育に逃げるってことだけはしたくないなーと思いました。
とはいえ、圧倒的速度で成長しているNew Heroたちを見ると「やっべ」って感じはあります笑
常に彼らの見本となるかっこいい背中を見せ続けられる人になろうと、むしろ自分が刺激をもらいました。
終わりに
8年前の東日本大震災や今年の10月の台風など、東北関係の話を東北以外で聞く時には被災の話題が多いような気がしています。
だけど、今回のDevFestでは、東北に住む人、東北が好きな人、東北の企業と仕事をする人など東北に所縁のあるスピーカーが集まり、東北の人が参加者として集いました。
テクノロジーのイベントだけでこれだけの盛り上がりを見せ、ワクワクを生むってのは凄いです。
これだけ楽しいイベントは久しぶりだったなと思い、記事を書いている今でもまだちょっと興奮しています笑
GDG Fukushima / Ishinomaki / Sendaiの皆さんは準備も大変だったと思いますが、おかげで参加者はより一層テクノロジー(と場合によってはGoogle)が好きになったと思います。お疲れ様でした!
本当の終わりに
冒頭でも述べた通り、この記事は2019年11月17日に開催予定のDevFest東北2019in郡山に参加したらどうなるだろうと予想した妄想記事です。
実際のイベントは、こんな妄想記事の何倍も面白く、学びがあるはずです。セッションスケジュールのページを見るだけで、ここまでの妄想が出来るんですから。
ということで、みんな、今すぐ申し込みした方が良いっすよ。
もしかしたら、満席になっちゃうかもだけど、どうにか増席もしてくれるかもしれないし。
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