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因幡の国の夏日牛

嬉しいって、伝播する。

秋に訪れた鳥取にある伊藤畜産の夏日さんから、嬉しいご報告がありました。内容はこれかららしいけれど、ご縁あるところの嬉しいは、無条件にニコニコを頂ける。

夏日さんとこの牛さんは、とてもとても人懐こくて、こちらにぐいぐい寄ってくる。動物のお医者さん的な、「どしたんどしたん?」「なあに、なあに?」みたいなルビで牛舎が一杯になりそうなくらい、みんなこちらに寄ってくる。

大きいカメラを構えたら、それが物珍しかったらしく、皆さんあっという間に集まってきて、画面に鼻の穴しか写らないくらいになりましたw

こーーーまーーーーりーーーーまーーーーすーーーーwww

夏日牛の肉質は、とても軽やかです。脂が軽い。さらさらしていて、すん、って溶ける。どんなに軽いと言われていても、よくある牛肉の脂は、例えて言うならバターっぽい。それに対して、夏日牛のお肉の脂はオリーブ油みたい。バターはそのまま食べられませんが、(いや、たまーにあるよ。分厚く切って、パンにオンしてそのままあんむり頂く時!でもそれって例外だもの!)オリーブ油は飲めますやん。そんな感じ。随分前にオリーブ油協会のお仕事で、色んな油のテイスティングをさせて頂いたことがあり、その際、青リンゴみたいな爽やか味のオリーブ油があることにびっくりしたことを思い出します。そんな脂の感じなの。

社長自ら焼いて下さった〜〜♪

都内にも少しずつ鳥取牛が進出してきているようなので、都内でもしお見かけしたら、是非試してみて下さい。本当に美味しいから。

二箇所ある牛舎のうち、山の上の方。これもある種の禅の姿。色んな思いが静かにただ在る。

次に頂く機会があったら、鳥取ワインと合わせたい。地元同士のマリアージュ。きっと美味しいに違いない。

年末間近に舞い降りたサクラサクなのでありました。(お名前は夏だけどねw)


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