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28/365 【ぐずぐず】 今度はMacのアップデートという(ハリボテかも知れない)山を登って

2020年、感情noteを始めます。

心が震えたお芝居や映画や本、訪れた場所といったコト録も続けますが、それらは言わばハレの日。その合間にある「普通」の毎日を、も少し書いてみたいのです。でも、何でも良いってなると、ちょっぴりハードルが高いんです。

感情は毎日動くもの。喜怒哀楽のようにパッキリしたものもあるけれど、その隙間にある色とりどりのあわいも見つめてみる。良くも悪くも、なんかもやっとしたやつ。1日を振り返って、感情がなーんも沸かなかった、なんて日もあるかも知れません。それはそれで興味深い。

写真と140字だけの日もOK。ちゃんと整理できていなくてもOK。毎日書いていたら、何かが変わるかも知れないし、何も変わらないかも知れません。なーんも定かではありません。

でも、やってみたいをやってみる。できることなら、365日。意地っ張りな自分を見据えた上での、やってみようを始めます。

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父のWindows10問題が解決されたと思ったら、今度は私のマックOSアップグレード問題が勃発した。

とあるプロジェクトで必要なソフトのDLを要請されたのだが、私のOSバージョンが古すぎたのだ。一難去ってまた一難。

カタリナにアップグレードすると、今のオフィスソフトが使えなくなるらしい。確定申告のこの時期に、ワードやエクセルが壊れるのは困る。非常に困る。よって、オフィスが使え、且つ相手の要件を満たす最低限のバージョンアップグレードを実施した。

アップルケアの担当者は相変わらず素晴らしくて、老人の手を取るようにローテク中年女を優しくサポートしてくれた。こちらのデスクトップの全てが見えることには、毎度毎度、映画「スノーデン」で描かれていた現実を感じて背筋が凍る思いはするが、背に腹は変えられない。

なんとかアップグレードも済み、一通りのソフトの動作を確かめる。

問題なさそうだ。

むしろバージョンが上がることで、使い勝手が良くなったソフトも多々ある。知ってたんだ、バージョン不足で動作がもっさりなことは。でも、面倒だったのだ... 苦手に立ち向かうのが。

この傾向、私には良くあるパターンだ。

苦手なものを避けるあまり、多少の面倒さや不便さについては、見て見ぬ振りをする。

今回のOSアップグレードも、やったことがないからやりたくない、というほぼ食わず嫌いに近いものだった。なんだかちょっと面倒臭い、だからやりたくない、やらずにおられるならば多少の不便は甘受しよう、という思考癖。だが、この不便さゆえに、時間のロスが発生しているのだ。なんて非効率な生き方だろう。

こうやって強制的にやらされると、案外簡単な作業だったことが分かる。反射的に逃げていたことのバカバカしさも見えてくる。新しいことが意外と苦手、という己の姿も浮き彫りになる。

きっと、こういうことは他にもある。目の前に聳えているのがすんごい高い山だと思い込み、反対側の村にしかない野菜を買いに行くために、無理くり迂回して登らずに済ませていたが、何のことはない、実はその山はハリボテで、押せば倒れてすぐにあっち側に行けたとか。

反対側の村へすら行かなくても良かったのかも知れない。自分が行かなきゃ、と思い込んでいるだけで

強制的とはいえ、苦手を少し克服できた。これは、世間的には小さな一歩だが、わたしにとっては大きな成功事例だ。

新しいソフトも入手できたし、あれこれサクサク動くようになった。ちなみにNoteもその1つ。ああ、デスクトップで記事が書けるって、なんて楽なのだろう。

少しだけ、視界が拓けた気がする。大げさかな。でも、まあ、いいや。だって拓けた気がするんだもの。

そんなみぞれの日。寒かった... 明日は桜満開の頃の気温になるって、ほんまかいな。サクラサクな気分ではあるけれど。

言葉は言霊!あなたのサポートのおかげで、明日もコトバを紡いでいけます!明日も良い日に。どうぞよしなに。