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【龍の風とは】 古代の龍、辰年の風となりて
古からのパワーを頂いて参りました@古代文字書家、山中丹夸さんの個展にて。
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古代文字には、原始のエネルギーが込められています。そこに作家の思いが重なって、多層空間が生まれ出るのです。
今回の丹夸さんの作品からは、古代から届いた大気の舞のような、様々な形と色の「風」を感じました。そしてこの風の源のヒントは、丹夸さんの一言にありました。
辰年だから、龍を書きたくて
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その双龍は、太陽を挟んで空を舞い、私を見下ろしておられました。12年に1回めぐる年に、丹夸さんが捉えたその龍のうねりが、風を起こしている。
その風を背に受けて、私はどこかへ羽ばたきたい。「マンガ日本昔ばなし」のOPのイメージとも重なります。
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「羽」の文字もありました。こちらも空気をはらんで、気持ちがいい。
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お気に入りの、「斿(ゆう)」。旗が風を受けてたなびいています。旗とは、神が宿る場所。神のご加護を受けていざゆかん!という勢いが、新年にぴったりです。
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個展最終日、ギリギリの時間に飛び込んでしまいましたが、行けてよかった。
風に乗るということは、風に逆らわないことでもあるのです。行き先が見えなくても、まずは全てを委ねること。
そんな一年にしよう。
前回はこちら。
明日も良い日に。
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