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祐気お水取り Part 1

ご縁を頂いて、厳島神社への祐気お水取りツアーに参加して参りました。

ずっと行きたいなあ、と思いつつ、行けていなかった厳島神社。日程も、本来ならば行けなかったはずがすこーーんと空いたのです。これは行かねばなりますまい。

広島駅に集合後、宮島口へ。ここからは船で向かいます。

写真でしか見たことがなかった鳥居の姿がどんどん近づきます。まだ鳥居のたもとは波打ち際です。思っていたよりも大きな島。しかも、海抜ゼロから立ち上がるこんもりとした弥山の山々が、想像以上に雄大でした。強い日差しに、みどりが眩しい。

「暑い中、よう来たねえ。一緒に涼んでいき」

お誘いはありがたいのですが、まずは一旦荷物を宿に起き、早速鳥居へ向かいます。

立派なねー。

かんかん照りの干潟をてくてく歩き、鳥居をくぐってあちら側へ。水が陸から海へ流れている。いってらっしゃい、なんだろな。

社殿側と海側で、お名前が違うのです。このお名前が書かれた部分だけで畳3畳あるそうな。

右奥の柱の下半分だけ、色が鮮やかなのですが、この部分、次の塗り替えのテストをしていたそうです。うまくいったので、次はこの色に全て塗り替えられるんだって。途中経過はなかなか見れない。面白ーい。

尻尾が阿弥陀如来さんの来迎印みたいになってる狛犬さん。

本殿でご祈祷をして頂いてからは、ちょっとの間、自由行動。

境内の奥、出口の近くに絵馬がかかっている軒先があり、そこから鏡の池が見えるのです。端っこだし、行き止まりだし、で人影もまばら。

そこの壁に背中を預けると、前を見れば揺れる絵馬。右を見れば、朱色の長い廊下。その向こうには、空と海のあお。右側には奉納された酒樽。廊下を風がすぅっと吹き抜ける。程よく遠くに人声もするし、気配はもっとする。

心地よすぎて、意識が夢とうつつの間を彷徨っておりました。グラストンベリーもそうだったけれど、最近よくこういう場所でお昼寝をする。そこで、何かがだいじょうぶになる。

そこからはいよいよ湧き水を頂きに広島大学のお山の中へ。

お水取りに関しては、夜なべをしてこさえてくださった、たまちゃんの旅のしおりから抜粋。

「祐気」とは「良い気」のこと。この「プラスエネルギー」に満ちた場所へ行き、そのエネルギーを受け取り、生命力と活動力を高め、運命を好転させるきっかけを掴む行為が「祐気取り」であり、その「祐気」を直接身体に取り込む方法が「お水取り」である。

今回は、広島大学植物実験所の方々のご厚意で、宮島の原生林の湧き水を分けていただけることとなりました。道路も、広島大学構内の部分は、広大の方々が修繕を手配し、今日、工事が完了したそうです。急いで終わらせてくださったのね。本当にありがとう。

海抜ゼロから500mまでの原生林が一箇所に集中している為、植物の種類が豊富なのだとか。宿泊施設もあるし、バーベキューセット(これ、ポイント!)もあるので、ここでわいわい合宿も楽しそう。星も、水もあるし。お腹が空いたらイノシシも出るし(ん?)

この原生林で寝転んだら、ぽにょのお母さんのお腹で、カンガルー抱っこされている感じになるんじゃないかしら。わたしたち、きっとみんな、ぽにょとぽにょの妹たちみたいなものなんだ。

お水を頂いてから海岸へ向かうと、丁度去りゆくお日様のグローリーロードが出ていました。

みんな、思い思いな感じが好き。一緒に、別々に、この場を感じて楽しんでいる。自分のペースだけど、一人じゃない。ゼロサムではない。ゼロであり、イチであり、ゼロでもイチでもある。量子コンピューティングの定義だね。

長くなったので、ひとまずここまで… これで半日分って、どゆこと?!


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