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34/365 【しゃーわせ】 551とシンデレラエクスプレス

2020年、感情noteを始めます。

心が震えたお芝居や映画や本、訪れた場所といったコト録も続けますが、それらは言わばハレの日。その合間にある「普通」の毎日を、も少し書いてみたいのです。でも、何でも良いってなると、ちょっぴりハードルが高いんです。

感情は毎日動くもの。喜怒哀楽のようにパッキリしたものもあるけれど、その隙間にある色とりどりのあわいも見つめてみる。良くも悪くも、なんかもやっとしたやつ。1日を振り返って、感情がなーんも沸かなかった、なんて日もあるかも知れません。それはそれで興味深い。

写真と140字だけの日もOK。ちゃんと整理できていなくてもOK。毎日書いていたら、何かが変わるかも知れないし、何も変わらないかも知れません。なーんも定かではありません。

でも、やってみたいをやってみる。できることなら、365日。意地っ張りな自分を見据えた上での、やってみようを始めます。

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日曜日。新幹線の終電を前日に予約しようとしたら、満席だった。仕方ない。ラス2を取ろう。

座席表を確認したら、2人席の窓側は埋まっていたが、他はまだそこそこ空いている。

新幹線の終電と言えば、JR東海のシンデレラエクスプレスのCMだ。昨年末にバズったpatoさんの記事も記憶に新しい。まだな方、めっちゃクレイジーで面白いので是非。

行きの東京駅は、スーツケースを引く人の数がいつもより多かった。春節だからだろう。

帰りはラス2でしかないが、もしかしたら、令和のシンデレラを目撃できるかも知れない。

ラスが取れず、一緒に過ごせる時間が10分短くなって悔し涙を流すプリンセスが、今は空いてる隣の席に座るかも知れない。どうしよう、新大阪出た途端びぃるプハーの、ハッピーターン、バリバリーの、などを目の当たりにしてしまったら。

行きの車内で妄想していたそんなドラマは、見事なくらい影も形も無かった。むしろ、551の焼売が私の前の人で売り切れたことの方がドラマだったかも知れない。21時数分前に起こった、15秒の悲劇。

でも、シンデレラエクスプレスが予約出来なかったお陰で次もワクワクできるのだ。今度こそ遭遇できるかも知れないと。

そして、次こそは551の焼売とチマキを買うという、私のヒーローストーリーを完結させるのだ。

写真は、昔、同路線のシンデレラだった友人から別れ際に頂いた、大阪の名店ル・シュクレ・クールのクロワッサン!24時を回っても変わらずにいてくれたガラスの靴は、20秒ほどトースターで炙られた後、わたしの朝ごはんになった。

新たな年の、新たな週明け。





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