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91/365 【くんくん】 鼻とか耳とか

こ○○○ い○○ という友人とZoomお試し会をしたらアイコンが「こい」になっていて、ちょいキュンした石丸です。

さて、「鼻が利く」という表現がある。「目利き」や「味利き」もあるが、鼻だけちょっと毛色が違う。

目利きや味利きは、美術品の真贋や、料理や素材の味を見定める等、「その場にある物事」に対する表現だ。年末の風物詩となったGACKTさまご出演の「芸能人ランキング」は、まさにこういう「利き比べ」をしている。

それに対し「鼻が利く」だけは、「未来のもの」「未知の事柄」「その場にはない何か」に対して使われる言葉だ。

正体も掴めぬ、まだ出現してもいない流行や、実在するのか、起こるのかどうかすら定かではないけれども、いつか起こりそうな何事かを察知する能力を「鼻が利く」という。第六感に近い感じだ。

危機察知能力やチャンスを掴む時には、鼻が活躍するのだ。

先週、某野球選手が新型コロナに感染していることが報道された。嗅覚異常が自己診断のきっかけだったという。

まさに「鼻が効かない」ことで「鼻が利いた」ということだ。

香水、お花を含め、香りは全般的に好きだけれど、アレルギー性鼻炎持ちとしては嗅覚にあまり自信がない。そもそも視覚依存度が高いことも一因かも知れない。

だが、「未来を利く」為に、嗅覚は欠かせない感覚なのだ、と今回の件で思った。

今日、うちの香りは、昨日からお水につけていた昆布で出汁をとったお味噌汁の香り。3月最後の日ってことで、基本に一度立ち返ってみた。

明日も良い日に。


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